tl_bnr_land

【実録】韓国・仁川空港で危うく「運び屋」になりかけた話 あの女性はなぜ私に声をかけたのか…「狙われやすい条件」に心当たりあり

新田 浩之 新田 浩之

読者のみなさんは、「運び屋」というワードを耳にしたことがあると思います。運び屋とは、海外から不正薬物などの密輸入を依頼され、運搬する人を指します。ここで厄介なことは、運び屋の依頼を受けた人は罪を犯す意識がないこと。ごくごく一般の市民が、頼まれごとを善意で引き受け、結果的に運び屋になってしまうケースが多いのです。何を隠そう、私は韓国の仁川空港で危うく運び屋になりかけました。

「化粧品を運んでくれませんか」という依頼

私は2月の某日、カタール航空で仁川空港に着き、仁川空港から19時25分発のエアロK航空関西空港行きに搭乗する予定でした。チェックイン締切10分前の18時15分頃にチェックインを終え、出国審査場に向かうところでした。

すると、チェックインカウンターの入口付近で小柄な東南アジア風の女性に声をかけられました。彼女は紙袋を持っており、その中には化粧品らしきものが入っていました。そして、日本語で「重量オーバーで化粧品が入らない、この化粧品を持って行ってくれないか。お金は払うから」という趣旨のことを私に伝えました。私はこの依頼を聞き、すぐに「運び屋だ!」と気づき、すぐに「すいません、そんなことできません」と言って、その場を離れることに。

すると、彼女は関西空港行きに搭乗する日本人の学生と思しきグループにも声をかけようとしました。私は割って入り、日本語で彼女に「自分で持って行ったらいいじゃないですか!」と言いました。その後、彼女はどこかに行ってしまいました。

関西空港行きの搭乗口付近で、件の女性を目で探しましたが、女性の姿を確認することはできませんでした。

私は狙われやすい人だった

今から振り返ると、私は運び屋に狙われやすい人だったと思います。先ほどのエアロK航空のチェックインカウンターを思い返すと、締切時間ギリギリということもあり、人はまばらでした。もし、混雑していたら、運び屋依頼者は搭乗予定者に声をかけていなかったと思います。周りからの干渉が考えづらい、まばらな19時の空港にて、1人旅の男性ほど、運び屋にとってカモな人はいないと思います。

また、私は運び屋の依頼は東南アジアの空港で起こるもの、と思い込んでいました。今回の事件は隣国の韓国・仁川空港で発生しました。つまり、日本の空港で発生する可能性もゼロとは言えません。

運び屋の依頼はどこでも起こりえます。依頼されたら、強い心で絶対に拒絶しましょう。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース