選挙期間中、街中を走る選挙カーを見かけたとき、どんな印象を持ちますか。ある調査によると、6人に1人が「選挙カーの活動によって候補者への印象が変わった」と回答しました。また、選挙カーの参考にする点として「話し方・印象」が半数超でした。
この調査は、株式会社NEXERと株式会社グリーンオートが、選挙期間中に選挙カーを見かけたことがある全国の男女500名を対象として、2025年11月にインターネットで実施しました。
選挙カーを見かけたときの印象を尋ねたところ、最多は「とくに何も感じない」で35.0%でした。「街の雰囲気が選挙ムードになる」は33.0%、「活気があって良い」が8.4%と、選挙カーは選挙期間であることを周知する役割も一定果たしていることがわかります。また、「候補者が一生懸命に感じる」は17.0%でした。
「選挙カーでの活動を投票先の参考にしたことがあるか」の質問には、「ない」は89.6%、「ある」は10.4%でした。一定の有権者の投票行動に何らかの影響を与えていることがうかがえます。
「選挙カーでの活動を投票先の参考にしたことがある」と回答した人に、どのような点を参考にしたかを聞いたところ、「候補者の話し方・印象」(53.8%)が最も多く、次いで「政策や公約の説明内容」(48.1%)が続きました。他は「態度や誠実さが感じられた」(38.5%)、「熱意・元気さ」(36.5%)、「地域を重視している姿勢」(26.9%)、「候補者やスタッフのマナーの良さ」(26.9%)でした。
有権者は、「何を話すのか」という政策面だけでなく、「どう伝えるか」という印象面も重視しており、候補者の人となりを測る場ともなっているようです。
「選挙カーの活動で候補者への印象が変わったことがあるか」と尋ねたところ、「ある」は15.4%、「ない」は84.6%でした。「印象が変わったことがある」と答えた人からは、以下のようなコメントが寄せられました。
▽よく知らない候補だったが、家のすぐ近くで選挙カーをとめて演説を始めた時に、ここまで来る候補はなかなかいないので感心した。投票先はその人に入れた(30代・女性)
▽明るく挨拶してくれて嬉しかった(40代・女性)
▽本人が街の中を駆けずり回って活動しているというのは好印象持ちます。この街のために頑張ろうという意欲に感じられて投票したくなります(40代・男性)
▽候補者の名前を連呼するだけじゃなく、入っている地域に関することを話しながら走行していると、よく勉強しているなと思う(50代・女性)
これらのコメントから、候補者自身の積極性や丁寧さ、地域への熱意などが好印象につながっている様子がうかがえます。
また、「好印象な選挙カー」について聞いたところ、以下のようなコメントも寄せられました。
▽静かに騒がず手を振るなどです。(30代・女性)
▽通る道によって話し方や声の音量を変えて気遣える人が乗っている選挙カー。(50代・女性)
▽マナーを守って長時間滞在しない選挙カー。家の近くで大音量で演説されると溜まったもんじゃない。(60代・男性)
有権者が評価する良い選挙カーの条件として、静かさと周囲への配慮が重要視されているようです。
【出典】
株式会社NEXERと株式会社グリーンオートによる調査
▽株式会社グリーンオート
https://green-auto.jp/