tl_bnr_land

25〜45歳が選ぶ理想の夫婦像は自分らしくいられる「背伸びしない婚」

まいどなデータ まいどなデータ

結婚に求める価値観は、時代とともに変化します。「理想の夫婦」と聞いて、どのようなカップルを思い浮かべるでしょうか。

全国の未婚男女を対象にした調査では、「経済力」や「容姿」よりも、「自分らしくいられる関係」を重視する人が多い結果となりました。

株式会社エニトグループが運営するマッチングアプリ「Omiai」が、同サービスを利用する未婚の男女1292人を対象として、2025年10月に調査しました。

結婚したい理由を複数回答で質問したところ、最多は「好きな人と結婚して一緒にいたいから」(60.1%)。2位は「精神的な支えとなるパートナーが欲しいから」(58.5%)、3位は「子どもを持ち、家庭を築きたいから」(55.8%)が続きました。

結婚したい理由の中で最重視する項目を尋ねたところ、1位は「好きな人と結婚して一緒にいたいから」(25.0%)。「子どもを持ち、家庭を築きたいから」(21.6%)、「精神的な支えとなるパートナーが欲しいから」(15.8%)と続きました。

経済的な安定や社会的な信用よりも、愛情や心のつながりを大切にする傾向がうかがえます。

令和の結婚観は「思いやり」と「安心できる現実感」を重視

理想の夫婦像について質問したところ、最多は「感謝や思いやりを伝えあえる夫婦」(29.2%)。次いで、「日々コミュニケーションを取れる夫婦」(18.8%)、「干渉しすぎず尊重し合える夫婦」(14.6%)となりました。

最も少なかったのは「経済的に安定している夫婦」(2.3%)です。調査結果から、物質的な豊かさより互いを尊重する等身大の関係を重視する傾向がうかがえました。

新婚時の住まいに求める条件については、1位は「治安の良さ」(69.2%)となりました。2位は「家賃・住宅費が予算内であること」(68.3%)、3位は「通勤や交通アクセスが良いこと」(65.4%)が続きます。

住みたいエリアとして、具体的には吉祥寺、武蔵小杉、浦和、川崎、千葉などの地域があがりました。これらの地域が支持を集めたのは、アクセスの良さや都心と比べて家賃が安いなど、現実的な要素が背景にあると考えられます。

理想の夫婦はキラキラした憧れ、お手本にしたい夫婦はリアルな日常の見本

理想の夫婦のイメージに近い有名人は、1位は「杉浦太陽・辻希美」(198票)となりました。2位「藤井隆・乙葉」(186票)、3位「庄司智春・藤本美貴」(141票)が並びました。

日常生活でお手本にしたい有名人夫婦は、1位は「庄司智春・藤本美貴」(218票)でした。次いで、2位が「杉浦太陽・辻希美」(200票)、3位は「藤井隆・乙葉」(117票)です。順位は入れ替わるものの、上位3組は「理想の夫婦」と同じ顔ぶれでした。

「理想の夫婦」の質問では、4位が「DAIGO・北川景子」(113票)、5位が「大谷翔平・田中真美子」(77票)など、支持が分散する傾向です。一方で、「お手本にしたい夫婦」は、上位3組が4位以下と倍以上の差がありました。

理想の先輩夫婦をイメージする芸能人については、1位は「反町隆史・松嶋菜々子」(236票)でした。次いで、2位「ヒロミ・松本伊代」(197票)、3位「唐沢寿明・山口智子」(182票)が並びます。

お手本にしたい先輩夫婦で最も支持を集めたのは「ヒロミ・松本伊代」(209票)です。次いで、2位「唐沢寿明・山口智子」(150票)、3位「反町隆史・松嶋菜々子」(123票)となりました。

上位3組は「理想の先輩夫婦」と同じ顔ぶれではあるものの、1位は2位以下に大きく差をつけています。バラエティ番組などで見られる円満ぶりが支持されたようです。

調査を行った同社は「“がんばる関係”より“心地よい自分らしくいられる関係”を選ぶ人が増えている」とコメントしています。

【出典】
株式会社エニトグループ
https://enito.co.jp/

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース