違反にならないスマホの使い方は?
スマホをカーナビ代わりにする場合は、交通違反と安全に充分注意する必要があります。ここでは、使い方のポイントや違反と見なされた場合のペナルティについて解説します。
▽手に持ってのスマホ操作は違反
まず、カーナビアプリ利用時に絶対にやってはいけないのが、スマホを手に持っての操作です。違反した場合、以下のペナルティが科されます。
・罰則:6カ月以下の懲役又は10万円以下の罰金
・反則金:1万8000円(普通車の場合)
・違反点数:3点
また、ながらスマホの使用が原因で事故など交通の危険を生じさせた場合、ペナルティの内容は以下のように重くなります。
・罰則:1年以下の懲役又は30万円以下の罰金
・反則金:適用なし(※裁判で罰則決定)
・違反点数:6点(即免停)
▽走行中の操作や注視も禁止
では、「スマホをスマホホルダーで固定すればいいのか」といえば、そういう訳でもありません。たとえスマホを固定していても、走行中のスマホ操作や注視は違反と見なされます。「注視」の目安は2秒ほどです。
走行中の操作・注視の禁止は、車載カーナビでも同じです。車が停まっている状態であれば、安全を確認のうえ操作等が可能です。
▽スマホホルダーの位置にも注意
スマホをカーナビ代わりに使う場合は、スマホホルダーの位置にも注意が必要です。たとえばダッシュボード上に設置して前方に死角ができると、違反と見なされる可能性があります。この場合のペナルティは、違反点数2点と反則金9000円(普通車の場合)です。
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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
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