日本の伝統衣装である着物は、優美な装いを美しく着こなすために、立ち姿や所作に加えて品格や雰囲気が重要になります。数多くの女性有名人の中で、最も着物姿が似合うと憧れを抱かれているのは誰なのでしょうか?アンケートの結果、1位に選ばれたのは女優の吉永小百合さんでした。
着物の製造から着付けまで行う専門店「たちばな」とインターネットリサーチ事業を展開する株式会社NEXERが、全国の男女1000人を対象として2025年9月に調査しました。
1位:吉永小百合(183票)
・違和感がない。この人を思い浮かべる時、着物での姿が真っ先に思い浮かぶ。(30代・女性)
・実際に着物を来ている画像を見た事がありますが、似合う似合わない以前にその姿が普通に見えるほどです。(30代・男性)
・長い間活躍されていて、他の誰よりも寄せ付けない大女優の雰囲気に着物は当然合うと思う。(40代・女性)
・品があっていかにも大和撫子という感じがする。(50代・女性)
・実際似合うし、他に彼女より似合う人は思いつかない。(60代・男性)
吉永小百合さんの圧倒的な支持は、長年の活動を通じて培われた「日本の美」や「品格」の象徴としてのイメージによるものです。映画やCMでの和装姿が文化的アイコンとして幅広い年代に親しまれており、「着物といえばこの人」という存在感が際立っています。
2位:石川さゆり(82票)
・歌番組での着物姿は、素敵なため。(40代・女性)
・年を重ねて女性としての迫力と妖艶さを魅了していると思うから。(50代・女性)
・よく着物をきているから。(50代・男性)
・上品で落ち着いた雰囲気。(50代・男性)
・美しい日本女性のイメージ。(60代・男性)
歌番組での着物姿が印象的な石川さゆりさんは、舞台で磨かれた着こなしの技術と上品で落ち着いた風格が高く評価されました。
3位:藤あや子(68票)
・銀座のママ感があるから。(40代・女性)
・演歌で着物姿が様になっているから。(40代・女性)
・あまり背が高くなく色っぽい雰囲気があるから。(50代・女性)
・普段のイメージから。(60代・男性)
・着物姿が妖艶で美しいから。(60代・男性)
「妖艶で美しい」「銀座のママ感がある」といった評価が目立ち、華やかで情熱的な美しさが着物の魅力を引き立てていると支持されました。
4位:北川景子(56票)
・高貴なイメージがあり、なんでも着こなせるイメージがある。(20代・男性)
・美人なので。(40代・男性)
・凛としているので。(40代・女性)
・スタイルも良く顔立ちも着物が合いそうに見えるからです。(50代・男性)
・首の長い日本美人だから。(60代・男性)
凛とした佇まいや姿勢の良さ、端正な顔立ちが、着物に求められる品格を体現していると評価されています。
5位:高島礼子(52票)
・以前見た着物姿がとてもきれいだったから。(40代・女性)
・和風美人なので。(50代・女性)
・大人っぽい女性で品があるから。(50代・男性)
・極妻や日本酒のイメージなので、着物が似合いそう。姉御という感じでかっこいい。(50代・女性)
・すじのとおった顔立ち、姿勢の良さ。(60代・女性)
美しさだけでなく内に秘めた強さや芯の通った美しさが着物の雰囲気に合っており、大人の女性のかっこよさを体現する存在として支持を集めました。
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6位以下は坂本冬美さん(49票)、綾瀬はるかさん(44票)、藤原紀香さん(43票)、松嶋菜々子さん(33票)、浜辺美波さん(24票)と続きました。演歌歌手や女優など、様々な分野で活躍する女性有名人が選ばれています。
【出典】
株式会社NEXERとたちばなによる調査
▽たちばな
https://www.tachibana-group.co.jp/