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「死にたい」という友人の相談に「わかった、だったら…」と投稿者が提案したのは?その後の顛末と届いたメールに198万表示の驚き!

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

君と“未来”の話がしたいんだ

今回の話を投稿した理由を聞いたところ、「絶望の渦中にいる時は『未来』なんて考えられないと思います。『生きていればいいことがある』とか『出会いがあれば変わる』といった言葉を簡単に言いたいわけでもありません」と、MTさん。

「一歩を踏み出す気力すら持てないほど心が傷ついてしまっている人が言う『死にたいほど辛い』は、言い換えれば、『死にたいほど頑張ってきた』ことの証だと思うんです。自分の中の“マイナス”に見える部分も、見方を変えれば意味があるかもしれません。まずは自分を責めるのではなく、ここまでよく耐えてきた自分自身を少しでも認めてあげてほしい…。

今まさに『命を断とうか…』と思っている方も、きっとどこかにいると思います。私自身、中高生時代の『いじめ』が原因で人生を諦めかけた経験があります。その時、合気道の師匠の言葉に救われました。『君が辛いと思っているそれは“過去”の話なんだよ。私は君と“未来”の話がしたいんだ。社会のためになる男になってください』と。1人でも、その人なりに前を向いて生きるきっかけになれば…そんなことを願って投稿しました」(MTさん)

変えられるのは他人や周囲じゃなく、「自分自身」だけ

現在、対人関係とコミュニケーションの講座『TRUE COLORS』というワークショップを主催・運営するMTさん。

「コミュニケーションというと、『どう相手と関わるか』『周りをどう変えるか』といった発想になりがちですが、人が変えられるのはどこまでも『自分自身』だけです。 自分を知れば、状況の見え方を変えることができる。『だめな自分』を責めるのではなく、リフレームしてみてほしい…そんなふうに願っています」(MTさん)

やはり「自然」は大切なのかも

絶望していた友人に未来に向かう気力と体力をもたらした「山登り」や「自然」。実は別の友人からも、MTさん宛に同様の連絡があったそうだ。

「投稿で言及した友人とはまた別の人物なのですが、やはり死にたいほど苦しんでいた友人が、山登りを趣味で始めたらいろいろ回復して、『こんな私が言うのも不思議なんだけど、生きててよかった』というコメントをくれたことがありました。自然って、やはり人間にとって大切なのかもしれませんね…なんて話を冷房の効いた部屋でしている私も、少し自然に触れてこようと思います(笑)」(MTさん)

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