昨日25日に続き、今日26日も東京や大阪で黄砂を観測しています。目視による観測を行っているのは、国内では東京と大阪の2地点ですが、東北や関東、東海、近畿の広い範囲で黄砂の観測が報告されています。明日27日の午前中にかけても黄砂が飛来する所があるでしょう。車や洗濯物が汚れないようにご注意ください。
今日26日も東京や大阪で黄砂を観測
昨日25日に続き、今日26日も日本列島には広く黄砂が飛来しています。東京や大阪で黄砂を観測しています。目視による観測を行っているのは、国内では東京と大阪の2地点ですが、東北や関東、東海、近畿の広い範囲で黄砂の観測が報告されています。
上の写真は今日26日の空の様子です。東京都心や静岡県富士市、福岡市では遠方が霞んでいるように見えます。
ピークは過ぎるものの明日27日も黄砂が飛来
黄砂のピークは次第に過ぎますが、明日27日の午前中にかけて、東日本や西日本を中心に黄砂が飛来するでしょう。
環境省によりますと、黄砂の飛来は、目や鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連があり、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみなどを引き起こすことがあると報告されています。引き続きマスクなどで対策をしてください。
また、車に黄砂が付着してしまった場合は、タオルやぞうきんで拭くと細かなキズをつけてしまうことがあります。高圧洗浄などの水洗いが効果的とされていますので、洗浄すると良いでしょう。
黄砂の健康への影響を予防するには
黄砂の健康への影響を予防するには以下の3つのポイントがあります。
①日頃から最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
②黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。
③黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。