四国地方では、2月1日(土)から2日(日)にかけて低気圧の影響で雨が降るでしょう。その後、次第に冬型の気圧配置に変わり、来週は今季一番の強い寒気が流れ込む見込みです。四国山地を中心に大雪となり、平地でも大雪となる可能性があります。雪や寒さに万全の備えをしておいてください。
週末の雨の後、今季一番の強い寒気が流れ込む
今日30日(木)は、四国地方は高気圧に覆われて、おおむね晴れています。
明日31日(金)にかけて、高気圧に覆われて晴れるでしょう。上空の寒気も緩み、日中の最高気温は10℃を上回る所が多くなりそうです。
2月1日(土)から2日(日)にかけては、四国の南海上を低気圧が進むため雨が降るでしょう。低気圧に向かって南寄りの風が流れ込むため、最高気温は各地で10℃を上回る予想ですが、雨の降り方や低気圧の進む位置によっては、予想ほど上がらない可能性もあります。
3日(月)は、冬型の気圧配置に変わり、寒気が流れ込み始めるため雲が広がりやすいでしょう。夜は気温が急降下しそうです。
4日(火)以降は、今季一番の強い寒気が流れ込み、瀬戸内側を中心に雪が降りやすく、太平洋側にも雪雲の流れ込む所があるでしょう。
強い寒気は4日から6日をピークに、来週末にかけて居座る
強い寒気は、4日から6日をピークに来週末にかけて長く居座る見込みです。
このため、四国山地を中心に雪の降る時間が長くなり、大雪となるおそれがあり、平地でも大雪になる可能性があります。
日中の最高気温は高松・徳島・松山で5℃前後、高知でも7℃くらいと、平年より大幅に低いでしょう。また西寄りの風も強まり、体感温度は日中も氷点下並みの凍える寒さとなりそうです。
寒さへの備えも万全に、体調管理にもご注意ください。
風雪・大雪・低温に伴うリスク
風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。
①停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
②水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
③商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。