高校駅伝コース水没でレース打ち切り→その後どうなった?【2024年スポーツと豪雨】

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豪雨でコースが水没した高校駅伝、甲子園で雨水があふれ、ずぶ濡れになったDeNA筒香嘉智(よしとも)選手。激しい豪雨はスポーツにも思わぬ影響をもたらし、2024年のSNSをにぎわせました。

11月2日に行われた大阪府高校駅伝(ヤンマースタジアム長居及び周回コース)は、大雨でレースが打ち切りになりました。男子(7区間42.195キロ)の駅伝レースが午後0時半に始まった後、どんどん雨脚が激しくなり、長居公園内の一部走路が水没、水位がランナーの膝上に達した場所もありました。

ランナーが泥水を太ももでかき分けながら走る場面もあり、男子のレースは3区まで完走時点で打ち切り。異例の事態に「トライアスロンかな?」「障害物競走みたい」「中止の決断遅すぎる」と驚きの声が上がりました。

水没レース動画をX(旧Twitter)にアップしたメガヨッシー(@MEGA448)さんによると、撮影したのは午後1時50分ごろ。「4区の選手が走ってる時でとても走りづらそうでした。5区の子が走り始める前なので、午後2時半ぐらいにはもう中止になってました」

3区完走打ち切り時点で1位は関西創価、2位は関大北陽で、興國、清風が続きました。4区~7区については、3日後の11月5日に服部緑地競技場(大阪府豊中市)で各区間ごとにトラックレースを実施し、総合タイム上位校が全国高校駅伝、近畿高校駅伝に出場することになりました。

メガヨッシーさんは大雨駅伝の3日後に代替レースを行うことについて「途中まで走った4、5区の子は高価なシューズにダメージがあり、代替レースに間にあわないこと」「代替レースが全国統一模試(11月4日)の翌日のため疲労が溜まり、前日練習が100%の力でできない」といった懸念点を挙げつつ、「運営を叩きすぎるのは違う」と指摘しました。

11月5日に行われた代替レースは大阪府豊中市の服部緑地陸上競技場に会場変更して実施され、トラックで残り4区間を走りました。区間ごとに走ってタイムを積算し、3区打ち切り時点でトップだった関西創価がそのまま優勝を飾りました。

共同通信などの報道によると、関西創価の4区のランナーは大雨駅伝に続いてトラックを走り、「疲労は残っていた」と疲労感がある中で代替レースに臨んでいたことを明かし、大阪高体連陸上競技専門部の関係者は「反省を生かして、思いがけない災害に備えたい」と話していました。

高校駅伝でコース水没、泥水が太ももまで→レース打ち切り「中止の判断遅すぎ」 撮影者「運営叩きすぎるのは違う」

ゲリラ豪雨はプロ野球でも珍場面を引き起こしました。
9月12日には甲子園球場でDeNAの筒香嘉智(よしとも)選手がズブぬれになりました。ベンチの屋根にたまった雨水をバシャーッと全身に浴びる筒香選手の動画を、DeNAのアンドレ・ジャクソン投手がインスタグラムのストーリーズに投稿しました。

ゲリラ豪雨により午後5時半に中止が発表された甲子園球場での阪神ーDeNA戦。アンドレ・ジャクソン投手の動画には、グラウンドからベンチへ川のように流れ込む雨水が撮影され、筒香選手もベンチの屋根になみなみとたまった雨水を水浴びのように浴びていました。
SNS上では「ものすごいな…」「プールやん」「筒香なにしてんねんw」と驚きの声が上がっていました。

DeNAはその後、クライマックスシリーズで阪神、巨人を打ち破って日本シリーズではソフトバンクを下して26年ぶりの日本一に輝きました。

ゲリラ豪雨の甲子園で筒香ズブぬれ!屋根からバッシャー「ものすごいな…」「プールやん」

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