冬の通勤コーディネートを日本気象協会に勤務している気象予報士が紹介します。2024年の冬のは2023年より寒くなる予想です。寒さに負けずにおしゃれを楽しむ方法を解説します。
2024年-2025年の冬の見通し 冬らしい冬に
気象庁が11月に発表した3か月予報によると、2024年12月から2025年2月の気温は全国的に「平年並み」の予想です。北風が身にしみるような寒さの日が増え、日本海側では雪や雨が平年に比べて多い傾向になりそうです。
今シーズンの冬は「冬らしい冬」となりますが、昨シーズンの冬が記録的な暖冬だった分、今シーズンの冬はより一層寒さが身にしみて感じそうです。
東京の12月の平年値は以下の通りです。
日最高気温:12.0℃
日最低気温:3.8℃
平均湿度:56%です。
1月や2月になるとさらに気温が低く、湿度も低くなりカラカラになります。寒さや乾燥対策が必要になりそうです。
若林気象予報士の冬の通勤コーディネート
最初に冬のおすすめ通勤コーディネートを紹介するのは、若林気象予報士です。北風の強い日を想定して、コーディネートを組みました。
風が強く寒い日でもスカートを履きたいときには、風を通さない素材であるナイロン生地のスカートを選ぶそうです。ニットのセーターの着こなしにもポイントがあり、セーターの端をゴムで軽く結んでくるっとすると、丈が短くなり脚が長く見えるようになります。
通常、ニットをスカートやズボンに入れてしまうと、お腹周りが太く見えてしまいますが、若林気象予報士の方法を使うとスッキリ着ることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
若林気象予報士のもう1つのおすすめアイテムとして、レッグウォーマーがあります。
オフィス内でも足もとは寒くなりますので、ストッキングの上から重ね着をして、防寒をしているそうです。
清水気象予報士の冬の通勤コーディネート
次に冬のおすすめ通勤コーディネートを紹介するのは、清水気象予報士です。冬晴れで、朝からひんやりとして空気が冷たい日を想定してコーディネートを組みました。
今回のコーディネートのポイントは足もとです。素足に薄いストッキングを履いているように見えますが、なんとこれは110デニールのタイツで、フェイクタイツというものだそうです。このフェイクタイツは、タイツの生地の中に肌色の生地が入ることで、素足に見えるようになっています。
清水気象予報士のコーディネートはブラウスにもポイントがあり、一見、薄い生地に見えますが、裏は起毛になっていてとても暖かく感じられるそうです。
皆さんも素材を上手に使いこなして、冬でもおしゃれに着こなして楽しんでください。
柴本気象予報士の冬の通勤コーディネート
最後に冬のおすすめ通勤コーディネートを紹介するのは、柴本気象予報士です。だんだんと冷えてくるようになった日を想定してコーディネートを組みました。
着こなしのポイントはケープコートで、デザイン性のあるモコモコとしたニットのセーターを着用したときも、袖のないケープコートを選ぶことでシルエットを崩さずに着こなすことができます。
柴本気象予報士は、ファーのアイテムを活用することで、防寒対策をしているそうです。愛用しているのは、ファーの付いた手袋と耳当てです。特に耳当てはウサギのシルエットになっていて、着用するととても可愛らしい印象になります。
手袋は、グローブホルダーを使用することで、室内で一度外しても無くさずに保管することができるので便利だそうです。
動画解説:若林菜友、清水茜音、柴本愛沙、工藤佳奈子