風邪や感染症対策の1つとして「手洗い」がありますが、しっかりと手は洗えていますか?正しい手洗いができているか、絵の具を使って実験をしました。実験結果を踏まえ、正しい手の洗い方も解説していきます。
手洗いの実験方法
風邪や感染症対策の1つとして挙げられる「手洗い」。きちんとした手洗いをしないとあまり効果がありません。
今回は実験を用いて、tenki.jpメンバーの安齊さん(真ん中)と小野寺さん(右)普段の手洗いと、正しい方法での手洗いの効果を確認しました。
実験にはゴム手袋と絵の具を使用します。ゴム手袋をはめた手に、石鹸に見立てた青色の絵の具を乗せて、普段通りに手をこすっていきます。しっかりと洗えている部分には色が付き、洗えていない部分には色がつかないという仕組みです。
手を見ながら洗うと意識をしてしまって普段の手洗いができないと思うので、目隠しをして実験をしました。
普段の手洗い:実験結果
画像は向かって左側が安齊さん、右側が小野寺さんの実験結果です。
2人とも手首にはほとんど色がついておらず、普段しっかりと洗えていなかった事が分かりました。さらに、安齊さんは右手の親指、小野寺さんは手の甲全体がうまく洗えていませんでした。
正しい手洗いの方法を実践
正しい手洗いの方法は以下の通りです。
①水で濡らした手に石鹸をつけ、手のひらをよくこする
②手を重ねて手の甲をこする
③指先、爪の間を洗う
④指を絡ませて指の間を洗う
⑤親指をつかんでひねるようにして洗う
⑥手首をつかんでひねるようにして洗う
先ほどの実験と同じく、ゴム手袋と青色の絵の具を使って正しい手の洗い方を実践してみたところ、今度は手全体に絵の具が広がって、しっかりと洗えたことが分かりました。正しく手を洗って、風邪や感染症の予防をしていきましょう。
動画解説:工藤 佳奈子、安齊 理沙、小野寺 那智