西日本鉄道(福岡市)はこのほど、西鉄福岡(天神)駅の駅ビル1階にある「ステージ広場ビジョン」を改修すると発表した。「大画面前」の愛称で天神エリアの待ち合わせの定番スポットになっている場所で、SNSでも話題になっている。
ビジョンは駅ビルの「ソラリアステージ」1階広場にあり、1997年から供用開始。今回が12年ぶり2回目のリニューアルとなる。現在の画面の大きさは7.8平方メートルだが、リニューアルにより幅8メートル・高さ9メートルの72平方メートルと9倍以上の大きさに。駅ビル内のビジョンとしては九州最大の規模になるという。
同社が建設を進める商業施設「ONE FUKUOKA BLDG.」(同駅から徒歩3分)の開業が来春に控えていることなどが、リニューアルの背景にあるという。
液晶からLEDへの変更、画素数の向上などにより視認性もアップするほか、表示するコンテンツも充実させ、同社は「待ち合わせの時間もお楽しみいただけるコンテンツや仕掛けを施すなど、天神のランドマークに相応しいスポットに生まれ変わります」としている。施工期間は今月17日から来年2月初旬を予定。
X(旧ツイッター)では、このプレスリリースを紹介したポストが30万回以上表示されるなど話題に。「9倍はすごい」「待ち合わせしやすくなるわ」「大画面(そんなにでかくない)が、大画面(そこそこでかい)になるのか」といった声が上がった。