愛猫が2つのトイレを同時封鎖!→でも、大丈夫!「トイレ3つある家だから」!?詳しい話を聞いた

山本 明 山本 明

男子トイレ女子トイレ同時封鎖ねこ

 男子トイレと女子トイレの前で、ゆったりと身を横たえる黒猫さんの姿が「X」で話題を呼びました。のんびり寝そべる姿は微笑ましいものの、ご家族はトイレに行けなくて困るのでは…?と思いきや、驚くべき事実がこの後、明らかになります。

 投稿主さんは続けて
なぜかトイレ3つあるから封鎖されても大丈夫(女子/男子/女子の並び)
とリプライ。一般家庭に「トイレが3つある…!?」という意外性がネット民に大注目されました。

 「同時封鎖」を決行していた黒猫さんのお名まえは「ろん」くんといいます。ろんくんは元保護猫で、画像を投稿したAKRさん(@bou128)はお迎えする際に「くろあん」と名づけたそうですが、いつのまにか「ろん」と呼ぶようになったのだそう。AKRさんは愛猫との日々を絵日記にして「X」にポストしており、それをまとめて「黒猫ろんと暮らしたら」(KADOKAWA)というタイトルで書籍化、現在6巻まで発売されています。

「えと、豪邸の深窓の令嬢が暇を持て余して描いてらっしゃる……?この作品……」
「豪邸に住んでいるんですか?トイレが3つは正直驚きました!」
「2つでビックリだったのに……まさかの3つとは!!」

 一般家庭にトイレが3つあることへの驚きと、その理由を想像する声が届きました。これにこたえてAKRさんは

『広い家」ではなく、『トイレに強いこだわりを持つ人間が建てた家』というのが正しいです笑
とリプライで返答した後も反響は続き、
一夜明けたらさらに我が家のトイレがざわつきを生んでおり、そ…そんなに…となる晩夏の朝 今まで遊びに来た友人にはあんまりトイレにつっこまれたことがなく、それより雑な増築により番地が2つあることや門と玄関が家の両端に2つあることとかの方を変な家扱いされていた(実は単行本3巻に間取り図ある)
今まで普通の範囲だと思っていた我が家のトイレたちがフォロワーさんをざわつかせており、逆に私がざわついている晩夏
とポストしています。

 詳しい話をAKRさんにお聞きしました。

「トイレへの強いこだわり」とは

――「トイレに強いこだわり」をお持ちだということですが…?

こだわりと言ってもうちの父が「絶対に朝にひとのトイレを待ちたくないし、次入りたいから早く出てと急かされたくないし…」と言っていたくらいの本当にささやかなこだわりです。トイレという施設へのこだわりではなく、トイレタイムへのこだわりという感じですね。(笑)。

――そうだったのですね。

こちらは実家の写真です。実家は平屋なのですが横に長い家で、家の中心部分にトイレがあり、家の左側に自室がある住人が左側のトイレを、右側に自室がある住人が右側のトイレを使うというような感じの暗黙のルールになっています(ちなみに現在実家の住人は5人です)。

――「女子/男子/女子の並び」と投稿でおっしゃっていました。

トイレの位置を左から説明すると以下のような感じです。
【左側の居住スペース】→(洗面所)→[女子トイレ]→[男子トイレ]→[女子トイレ]→(洗面所)→【右側の居住スペース】

「同時封鎖」の時は…!?

――よく分かりました。ちなみに今回のような「非常事態」にはどのようなご対応を?

でも専用というわけではないので、使いたい方が使用中だったらどちらに入っても大丈夫です。なのでろんに封鎖されているときは、空いているトイレを使います(笑)。

◇◇

 さらにAKRさんは「トイレを3つ並べることを決めたのは祖父母と父母なのですが、祖父に聞いたところ『トイレ入ると全然出てこない奴がいるから3つ作った』と言っていました」とトイレを3つ作ったそもそもの由来を話しています。

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