「ヴィレヴァンはいつでも君の味方だよ」大幅赤字と店舗閉鎖で窮地のサブカル聖地、全店舗をまわる愛好者が語る「人生を救ってくれた居場所」への思い

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

あの頃僕らを支えてくれた場所は、未来の誰かを支える場所に

「ヴィレヴァンに行って欲しい、それだけです…マジでたのむ!ワガママを言うなら特に路面店に」「内気で陰気で卑屈なVVキッズだったみんな、あの頃、居場所になってくれたヴィレヴァンにもう一度訪れて見ませんか?あの頃は買えなかった高い本も、ちょっとスケベな変な雑貨も、大人になった今なら買えるはず。Back To the VV!」と、Xに投稿していたヴィレ全さん。

その熱い思いに対して、共感と共に、VVでの思い出を綴った声が多く寄せられた。

「ヴィレヴァン本店のある名古屋民です。なんの予定もない土曜の夜、9時過ぎに1人でふらっと行きたくなる、それがヴィレヴァンの原点です」

「店に入る度にホッとした気持ちになる、実家のようなお店でした。親っていつでも背中押してくれますもんね」

「店舗が2店しかなかった頃、名古屋にだってこんなヘンテコな小売店があるんだぜって誇らしい気分を感じてたように思います」

「高校時代、この世の終わりのような失恋を生まれて初めて味わって、フラッと立ち寄った町田の路面店のヴィレヴァンで、最初の1時間はぼんやり店内を眺め、2時間目からは新しい知らないジャンル……表紙が光るペーパーブランクスのノートや見たことない砂時計、そして、恋愛漫画に貼られた、”きっとあなたは大丈夫”の手書きポップに少しずつじわじわと元気が出て、お店を出る時には元気が出て背中を押された。ヴィレヴァンは幸せな思い出しかない」

「最近は行っても買うものがない感じだったのですが…なんか買う!」

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