夫が妻に興味を失ったとき…“愛情”を取り戻すために今すぐできること【専門家が解説】

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愛情がなくなり妻に興味がない夫の行動とは

愛情がなくなったため、妻に興味がない夫は、どのような行動をするのでしょうか。よくある行動を知っておけば、夫の気持ちも少しは理解できるかもしれません。愛情がなくなったために妻に興味がない夫によくある行動を紹介します。

▽妻と会話をしようとしなくなる

妻への愛情が失われた夫は、妻とはあまり関わらないようになります。このため、日頃の会話も減りますし、妻が大事な話をしようと思っても、めんどくさがって聞こうとしなくなります。自分から妻に話しかけることも、ほとんどなくなるでしょう。

▽そっけない態度をする

妻が話しかけても、そっけない態度をとったり、つまらなそうな顔をしたりするときも、妻への愛情が失われている可能性があります。あまり表情を顔に出さない人もいますが、自分の子供や親と話をするときは笑顔を見せるのに、自分にだけは笑顔を見せないなど、あからさまに態度を変えるときは、妻に相当な不満を抱いていると思って間違いないでしょう。

妻にそっけない態度を取る夫は、妻の名前を呼ばないようになることもあります。それまで名前で呼んでくれていたのに、「なあ」「お前」などと呼ぶようになると、既に愛情がないサインかもしれません。

▽顔を見ない

妻への愛情が失われると、妻の顔や目も見ようとはしなくなります。仲の良い間柄なら、相手の顔を見て気分や気持ちを読み取ろうとします。しかし、相手に興味がなければ、気持ちを知ろうとは思いませんし、自分の感情を知られないように、目や顔をそむけることもあります。

夫が妻の目や顔を見ないときは、早く妻のそばから離れたいと思っていたり、妻に隠し事があったりするときだと思ったほうがいいかもしれません。

▽そばをすぐに離れる

妻への愛情が失われ、興味もなくなると、そばにいることで居心地の悪さや気まずさを感じるようになります。妻がリビングに入ってくるとそっと出ていったり、自分の部屋にこもったりといった行動を夫がするようになったときは、夫が妻を避けています。こうした行動が一時的ではなく、長く続くようなら妻への愛情が失われているのかもしれません。

▽妻の行動に何も言わない

妻を愛している夫は、妻のなにげない行動が気になるものです。たまに着飾って外出したりすると「誰と会うのだろう」と気になりますし、帰宅が遅くなると心配もします。しかし、愛情がなくなり、妻に興味がない夫は、妻の行動に注意を払うことはありませんし、変化にも気付きません。「好きなようにしてくれたらいい」と妻の行動には何も言いません。

▽一人で行動する

妻への愛情がなくなった夫は、妻とは別に行動するようになります。妻が買い物など外出に誘っても、何かと理由をつけて断るはずです。渋々ついてきてくれるかもしれませんが、外出先でも単独行動をしたがるでしょう。家にいても、一人での外出を好み、外出しないときも自分の部屋にこもるようになります。

▽スキンシップやセックスを避ける

愛情がなくなり、相手に対して好ましくない感情を抱くようになると、相手に触れられるのも嫌になることがあります。このため、妻が軽く腕に触れたり、手をつなごうとしたりしても、嫌な顔をして振り払ってしまいます。

スキンシップを避ける夫は、セックスにも拒否感を示し、妻の誘いにも応じようとしなくなるでしょう。夫から求められることがなくなり、妻が求めても応じないなどセックスレスになった夫婦の間で、相手への興味も薄れていくのは危機的な状況と言えます。

再び興味を持ってもらうには

たとえ夫の妻の愛情が失われていなくても、夫に興味を持ってもらえないのは寂しいものです。夫の愛情が冷めつつあるのを感じながら、もう一度自分のほうを振りむいてほしいと願っている妻もいるでしょう。妻に興味がない夫に、再び興味を持ってもらうのに効果が期待できる方法を紹介します。

▽身なりに気を使い、日頃の仕草を改める

結婚生活も長くなり、育児や家事などにも追われるようになると、夫の前で無防備な姿を見せてしまうことも増えます。身なりも気にしなくなってしまうかもしれません。しかし、そんな妻の姿に幻滅して愛情が薄れてしまうことがあります。家族としての愛情はあっても、恋愛感情を抱くことは減っていくでしょう。

そうした状況を打破するには、やはり身なりに気を使い、きれいな姿を見せることも必要です。年相応に美しさを保ち、着飾れば夫もドキッとするかもしれません。日頃の仕草や振る舞いも、上品に女性らしくなるよう心がけると、夫も見直してくれるのではないでしょうか。

▽思いやりを持って接する

同居生活も長くなり、相手がそばにいるのが当たり前になってくると、互いに遠慮がなくなっていきます。相手への思いやりも薄れてきているのではないでしょうか。夫婦の仲を保つには、思いやりも重要です。相手の気持ちを察し、穏やかな気持ちで毎日を心地よく過ごせるよう心を配ることも欠かせません。

また、相手のことを常に気に掛けていることを態度で示すことも大切です。「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」などの挨拶を欠かさず、「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。夫も「妻が自分のことを気に掛けてくれている」と感じれば、妻への関心も戻ってくるかもしれません。

▽本音で話し合う

夫婦の仲を保つには、やはり何でも話し合うことが大切です。相手の気持ちが分からなければ、対策も考えられません。本音で話し合う機会をつくりましょう。実際に話し合えば、夫は自分とは全く別のことを考えていたということもありますし、日頃の不満などを聞けるかもしれません。互いの気持ちを知り、2人で解決法を話し合うことが関係修復の第一歩となります。

話し合いをするときは、感情的にならずに落ち着いて、相手の話を聞く態度が重要です。感情的になって相手を責め立てたり、相手の言い分を頭から否定しては話し合いになりません。相手の言い分を最後まで聞き、反論や誤解があれば、落ち着いて正直に自分の気持ちを伝えましょう。話し合いで問題を解決できれば、夫婦の絆も強くなるはずです。

妻に興味がない夫に悩んだら専門家に相談を

「夫は自分に興味がないのではないか」と感じることがあっても、既に夫の愛情がないとは限りません。妻との生活に慣れ、安心しきっているために、いちいち反応しなくなったということも考えられます。とはいっても、愛情がないために、興味も示さなくなったということもあるので、妻は気が気ではないでしょう。

妻に対する興味を失ったとしか思えない夫との関係に悩んだら、夫婦関係に詳しいカウンセラーに相談してみるのも一つの方法です。夫が愛情を失っているのか、安心しきっているのか、見極める方法や関係修復を目指す対処法などを客観的な立場からアドバイスしてくれるはずです。

結婚生活が長くなると夫婦の愛情表現や関係性も変化してきます。夫に確認してみたら完全なる妻の勘違いであった、というケースも少なくありません。夫の立場に立って夫の心理や行動について考えてみる事も必要です。夫の言い分に納得が行かないとか、話し合いすら出来ない場合は専門家を頼って欲しいですね。様々な夫婦を見ている専門家は夫婦間の潜在的な問題を見つけ、そのご夫婦に適した効果的な対処法を教えてくれるはずです。

◆遠藤裕子(えんどう・ひろこ)夫婦カウンセラー/課題解決型マッチングメディア「リコ活」専門家

これまで2000人以上の相談実績を持つ離婚カウンセラー。過去に年間1,600件の調査を担う探偵事務所にいた経験から、多角的な現状分析、効果的な問題解決方法の提案に定評がある。
自身でも夫の浮気を経験し、夫婦関係を修復したことから、夫婦問題の解決まできめ細かいサポートに注力している。

【保有資格】 日本家族問題相談連盟 離婚カウンセラー/NLPマスタープラクティショナー/LABプロファイルプラクティショナー/ホームカウンセラー

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「リコ活」は、夫婦問題の課題解決型メディアです。夫婦関係のトラブルや離婚で悩む人に、専門家とのマッチングの場を提供するとともに、家族のカタチが多様化する時代にあわせた最新情報を発信しています。

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