みなさんは、これまでにどのようなダイエットに挑戦したことがありますか。「ケトン体」成分事務局が実施した「体型」に関する意識実態調査によると、「糖質制限ダイエット」が1位となりました。また、自身の身体についての考えでは、「体重を減らしたい」人よりも、「自分らしい体型をキープしたい」と考える人のほうが多くなったそうです。
調査は、全国の20~50代の男女1000人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。
はじめに、「実際に行ったことのあるダイエットや減量法」を尋ねたところ、1位「糖質制限ダイエット」(33.2%)、2位「朝バナナダイエット」(9.8%)、3位「りんごダイエット」(7.2%)という結果なりました。
これを女性の年代別にみると、全世代で「糖質制限ダイエット」(20代34.0%、30代40.5%、40代31.5%、50代30.0%)が1位に。
次点回答は、20代・30代・50代が「朝バナナダイエット」(20代12.0%、30代13.0%、50代24.0%)、40代は「りんごダイエット」(14.5%)となりました。
そのほか、3位以降では「ロングブレスダイエット」(20代10.0%、50代12.0%)や「ビリーズブートキャンプ」(30代7.0%、40代10.5%、50代14.0%)など、一度は耳にしたことがある、なつかしの運動系ダイエットもランクインしました。
また、「食事の量、質、回数など食事(IN)を制限するダイエットをしたことがある」と答えた人は71.5%。しかし、そのうちの15.9%が「減量できなかった(まだ減量できていない)」、50.5%が「一時的に減量できたが、その後リバウンドした」と答えており、合わせて6割強がダイエットに失敗していることが分かりました。
他方、「運動によりエネルギー消費(OUT)をあげるダイエットをしたことがある」と答えた人は72.3%。しかし、20.6%が「減量できなかった(まだ減量できていない)」、44.0%が「一時的に減量できたが、その後リバウンドした」と答えており、食事の制限によるダイエット同様、6割強がダイエットに失敗していることも分かりました。
次に、「今の自身の身体についての考え」を聞いたところ、「とにかく体重を減らしたい」が34.9%だったのに対して、年齢・環境などを踏まえて納得・満足できる「自分らしい体型をキープしたい」と考える人は65.1%と、30ポイント近い差がみられました。
また、自身の身体に対して、「太りにくい体になりたい」と答えた人は93.5%、「やせやすい体になりたい」と答えた人は88.8%と、いずれも高い割合となりました。