大阪の映画館「シネマート心斎橋」10月閉館へ コロナ禍の打撃、配信サービスとの競争激化…深刻化するミニシアターの厳しい現状

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大阪の映画館「シネマート心斎橋」が今年の10月24日(木)をもって営業終了する。運営するエスピーオー(東京)が7月24日に発表した。シネマート心斎橋のXアカウント(@Cinemart_Osaka)でも告知され、映画ファンに動揺が広がっている。

シネマート心斎橋は、複合施設「心斎橋ビッグステップ」内で営業。1993年のビッグステップ開業時に「パラダイスシネマ」としてオープンし、2002年の経営譲渡に伴い「パラダイススクエア」へ改称。2006年4月15日からエスピーオーの直営館「シネマート心斎橋」となった。

2スクリーンを備える同館は、アート系の作品、韓国や台湾、香港などの注目のアジア映画を中心に数多く紹介。若者が集まるエリアで、関西ミニシアター文化の重要な一翼を担ってきた。

閉館の背景として、エスピーオーは「新型コロナウイルスによる観客数減少からの回復の遅れ」や「オンライン配信サービスの普及による競争の激化」などがあったと説明。「さまざまな経営環境の変化により、今後継続的にお客様へ質の高い映画体験を提供することが難しいと判断し、閉館の決定に至りました」と苦渋の決断だったことを明かしている。

関西では2022年に大阪の「テアトル梅田」が、2023年には京都の「京都みなみ会館」が閉館。なお、シネマート心斎橋以外にエスピーオーが運営していた「シネマート六本木」はすでに2015年に閉館。現在も営業を続けているシネマート新宿については現時点で特にアナウンスはない。

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