漫画家が描いた組織の「トップ」と「No.2」のキャラに「分かりみが深い」と広がる共感の輪

山本 明 山本 明

 マンガ家さんが、みごとに「組織」「トップ」「No.2」の特徴と関係性を描いたイラストを「X」に投稿、21万件もの「いいね」がつき大きな注目を集めました。

 「組織のトップ」は大きな笑顔で描かれおり、「ポンコツ」「人徳がある」という説明文が添えられていて、その器量の大きさが伝わってきます。

 対して、「No.2」はいかにも頭が切れそうな三白眼で、ただひと言、「有能」とだけその内面が説明されています。

 こんなにもシンプルなのに、おどろくほど雄弁に両者の内面と関係性を伝えるイラストがたくさんの人の心をつかみました。

 「こういうのが好き」という言葉と共にイラストを投稿した「覆面うさぎ」さん(@mask_usagi)はマンガ家さんで自作をSNSなどに発表中です。代表作の「焼肉店センゴク」(‎一迅社)は書籍化およびアニメ化もされています。

 イラストを描く際にどんなことをイメージしていたのでしょうか、覆面うさぎさんに聞きました。

「司馬遼太郎先生の『燃えよ剣』がこういう形の組織を好きになったきっかけ」

――この関係性のどういう点に惹かれますか。

No.2がトップを支えて組織が成り立っているように見えて、実はトップの人柄こそがNo.2にとって居心地の良い場所になっているというお互いがいるからこそ完成するような関係性がすごく好きです。強い信頼関係に惹かれるんだと思います。

――具体的には。

中学生の時に読んだ、司馬遼太郎先生の「燃えよ剣」がこういう形の組織を好きになったきっかけでした。

「あんなざっくりとした絵を褒めてくれる方々のコメントが一番嬉しかった」

――イラストに大きな反響がありました、感想はいかがですか。

共感していろんな作品をあげてくれる人が多い中で、あんなざっくりとした絵を褒めてくれる方々のコメントが素直に一番嬉しかったです。それから、意外に実際のビジネスにおける組織論を語る方が多かったのが自分にはない視点だったので面白かったです。

◇◇

 さらに「自分にもこういう関係性が描けたらいいなーとは常々思っていますが、僕自身が有能ではないので難しそうです」と話す覆面うさぎさん。いつかぜひ自作で描いて見せてほしいですね。

 今回のイラストを見た人たちからは
「分かりみが深い……」
「なるほどその通りだ」
 という共感の声や、
「近藤さんと土方くんだな…」
「劉備玄徳と諸葛孔明ですね」
「劉邦と張良」
などという歴史好きさんたちからの声、
 さらに、
「しかも2はトップのことめちゃくちゃ慕ってて命をも投げ出せる感じだと尚良し」
「これでトップがナンバー2を凌駕する強さだったら更に好き」
「ナンバー2が有能で、そのおかげで裏切りそうに見える時もある。 でも トップ『あいつが裏切ることはあり得ない』 となるし、裏切るとなっても裏切る擬態に過ぎない。とか好き。」

 と両者のさらなる「設定」と「物語」を想像し、披露する人たちも現れるなどリプライ欄もアツく盛り上がりました。

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