就活生のみなさんが「就活メンター(自身の就活経験から就活生に対してスキル・メンタル面のサポートを行う人)になって欲しいビジネス系YouTube」には誰が選ばれたのでしょうか。株式会社Suneight(東京都新宿区)が実施した調査によると、「中田敦彦」さんが1位に選ばれました。また、就活に関して、よく視聴しているYouTubeチャンネルについては、「しゅんダイアリー就活チャンネル」が最多となったそうです。
調査は、就職活動を行っている全国の25卒学生103人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「就活メンターになって欲しいと思う、ビジネス系YouTuber」ランキングの1位は「中田敦彦」さん(11.7%)でした。次いで、2位「ひろゆき」さん(10.7%)、3位「メンタリストDaiGo」さん(4.9%)、4位「マナブ」さん(3.9%)が続きました。
続けて、「就活に関する情報収集において、よく視聴しているもしくはチャンネル登録をしているYouTubeチャンネル」について複数回答で答えてもらったところ、「しゅんダイアリー就活チャンネル」(40.0%)、「就活の教科書チャンネル」(34.3%)、「Fラン大学就職チャンネル」(20.0%)などが上位を占めました。
また、「視聴しているチャンネルが、就活のどの場面において役に立ったのかを教えてください」という質問には、「面接」(48.6%)、「業界研究や企業研究」(31.4%)、「自己分析」(31.4%)などが上位に挙げられました。
次に、「就活に関する情報収集で活用している媒体」を複数回答で答えてもらったところ、「マイナビ・リクナビなどの求人メディア」(56.3%)、「企業サイト」(52.4%)などに回答が集まったほか、「Googleなどの検索エンジン」(39.8%)という回答も挙げられました。
さらに、「就活に関して、特に知りたいと感じている情報」については、「面接の対策方法」(57.3%)が最も多く、次いで「自己分析や自己PR方法」(35.9%)、「企業選びのコツ」(29.1%)といった回答が挙がりました。
最後に、「就活に関するアドバイスをもらっている相手」を教えてもらったところ、「友人や先輩」(45.6%)が最多となったほか、「キャリアセンター」(37.9%)、「家族」(25.2%)といった回答が挙げられました。
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調査を実施した同社は、「SNSの普及が進む中、就活に関する情報収集でも、YouTuberの発信する情報が積極的に活用されている実態が浮き彫りになりました。就活におけるYouTuberの影響力は、今後さらに大きくなるのではないでしょうか」と述べています。