婚活事業を複合展開する「株式会社IBJ」(東京都新宿区)は、IBJネットワークで活動する男女2402人(男性1629人/女性773人)を対象に「看護師の婚活事情」に関する調査を実施しました。その結果、婚活男性が結婚したいと思う相手の職業は「看護師」が最多となりました。その一方で、現役看護師の8割弱が「“モテる”と感じた経験はない」と回答したそうです。
調査は2024年1月にインターネットで実施されました。
まず、「結婚相手の理想の職業」を教えてもらったところ、男性は「看護師」(195票)、女性では「国家公務員・公務員」(154票)がダントツで最多となりました。
「看護師」と答えた男性回答者からは、「安定していそうだから」(30代)、「優しいイメージがあるから」(40代)といった声が寄せられた一方で、「国家公務員・公務員」と答えた女性回答者からは、「経済的にも仕事的にも安定しているから」(20代)などの意見が寄せられています。
「結婚相手の理想の職業」で「看護師」が男性回答者から圧倒的な支持を得たのに対して、現役女性看護師(60人)の78.3%が「“モテる”と感じた経験はない」と回答。
一方、「“モテる”と感じた経験がある」(21.7%)と答えた人からは、「婚活パーティーで職業欄に看護師と記載すると半分以上の人から”いいね”をもらう(30代女性)、「結婚相談所に入会するまで彼氏が途切れたことがない」(30代女性)といった声が寄せられ、看護師という職業が恋愛においてプラスに生じている面もあるようです。
そこで、現役看護師の男女(男性7人/女性60人)に「普段、恋愛や結婚につながる出会いはありますか」と聞いたところ、男性は71.4%、女性では75.0%が「出会いはない」と回答しました。
さらに、「職業柄感じる、恋愛をするうえで大変なこと」を教えてもらったところ、「生活リズムの不一致」(30.3%)や「一般的な看護師に対するイメージとのギャップ」(22.7%)などに回答が集まったほか、「忙しくて恋愛をする時間が取れない」(13.6%)という回答もみられたそうです。
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【出典】
▽婚活事業を複合展開する株式会社IBJ
http://www.ibjapan.jp/