1日(月)は東北日本海側で警報級の大雨となる恐れ 早めの備えを

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東北地方は梅雨前線や暖かく湿った空気の影響で、30日(日)夕方から次第に雨が降り出し、1日(月)にかけては東北日本海側を中心に大雨となる所があるでしょう。警報級の大雨となる恐れもあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するとともに、大雨への備えは早めに行って下さい。

梅雨末期のような雨の降り方に 青森・秋田・山形で雨量が多くなる恐れ

30日(日)から1日(月)にかけて、低気圧が発達しながら北日本へと接近するでしょう。この低気圧に向かって南からは暖かく湿った空気が流れ込む予想です。このため、30日(日)夕方頃から次第に雨が降り出し、1日(月)午前中にかけては日本海側を中心に大雨となる所があるでしょう。特に青森県の津軽や秋田県の北部、山形県の庄内・最上では雨量が多くなりそうです。雨のピークは30日(日)夜から1日(月)朝にかけてとなる予想で、週明けの通勤・通学時に影響が出る恐れがあります。また、海上を中心に風が強まり、波も高くなるでしょう。今後の最新の気象情報をこまめに確認するようにして下さい。

大雨への備えは早めに

大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。

②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。

③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

今週末は熱中症や紫外線に注意 来週中頃は再び雨の強まる所も

今週末は各地で気温が上がり、30度以上の真夏日となる所があるでしょう。日中は日差しも強いため、熱中症や紫外線に注意が必要です。2日(火)以降は梅雨前線が西日本から東日本付近まで南下するものの、3日(水)は低気圧が東北南部付近を通過する予想です。このため、東北南部を中心に広く雨が降り、雨脚の強まる所があるでしょう。その後も前線に近い東北南部ほど雨の降りやすい日が続く見込みです。

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