「アイヌ文化」と「個性あふれるキャラクターたち」
ーー類先生もこのロッカーを利用されたのですか?
「はい。入場してすぐに使わせてもらいました。会場に入ってからも受付や展示スペースの前で並んで待つことが多かったので、身軽に見て回りたい方はコインロッカーの利用をオススメします」
ーー類先生の考える、「ゴールデンカムイ」の魅力は…?
「なんと言っても、アイヌの豊富な文化的背景にあると思います。作中で出てくる料理はどれも美味しそうで、実写版映画を観に行った後は、熊鍋と猪のローストを食べました。他の漫画にはない個性あふれるキャラクターたちのギャグと戦闘シーンのギャップが癖になり、どんどん読み進めたくなってしまいます」
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東京、京都、福岡、札幌、函館、仙台、そして新潟と、作品にゆかりのある場所で、約2年に渡って巡回展示された「連載完結記念 ゴールデンカムイ展」。原画以外にも、ヒグマの剥製、作者の野田サトル先生所有のアイヌ民族の衣装や小物、当時の軍服など、作品と連動した展示物の数々が鑑賞できます。
最終巡回地となる新潟市新津美術館での展示は、2024年7月7日(日)までの開催となっています。
◼︎類先生の日常を描いたコミックエッセイ「マンガ家 "類"の人間やめても..」