電話ボックス、駅の伝言板、駄菓子屋、くみ取り式便所。
令和の現代ではあまり見られなくなった昭和の風景、アイテムは多々あるが、今SNS上であらためて話題になっているのは電車の座席に設置された灰皿。そう、昭和には電車の中で堂々とタバコを吸うことができたのだ。
「令和生まれが絶対分からないものだと思う。」と件の灰皿を紹介したとーちゃん(@knightma310)さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「昔は吸ってるのが普通…とはいえ、あの臭いがが付くのはエグいんだよな…(パチンコ感」
「ガキの頃、いじっていたらひっくり返して灰をぶちまけたことある……」
「昔東北本線とかのると、発車前から、ガタガタ、プシュ、カチャン、と、窓を開ける音、缶ビールを開ける音、灰皿を開ける音が車内に響いていて、それを聞くと遠くに出かけるんだって気がしてた。」
など数々の懐かしむ声が。
今回の投稿についてとーちゃんにお話を聞いたところ、「『そりゃそうだね』と。元々令和生まれが大人になったら分からないもの、というのが本来の話でした」とのこと。
電車内での喫煙は昭和末期から規制が厳しくなり、現代では座席はもちろんのこと禁煙室の設置すら廃止される傾向に。嫌煙家にとっては歓迎すべき状況だろうが、果たしてここまでする必要があるのかと言う気がしないでもない。欲求に素直だった昭和と、調和、自粛を重んじる平成、令和。果たしてどちらが住み良い時代なのだろうか。
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