「宿泊施設で仕事してると、従業員用トイレのトイレットペーパー予備はこうなる」
従業員用トイレのトイレットペーパー予備の状況を1枚の写真とともにX(旧Twitter)に投稿した「ぼんた」さん(@KumanoBonta)。写真には、中途半端に残ったトイレットペーパーがずらりと並んでいます。
ぼんたさんによると、客室で使用していたものを余すことなく使い切るため、予備ペーパーとして従業員トイレで再利用しているとのこと。というのも、残り少なすぎるものを客室に放置しておけず、ぼんたさんが働く宿泊施設では交換目安があるそうです。そんな投稿に共感、また関心するコメントなどがたくさん寄せられています。
「こんな裏の企業努力も知らず丸ごと盗んでいく人もいるからそりゃ許せない気持ちにもなるよね」
「従業員と客で別にトイレがあるとどこでもなるね」
「ほんまに!トイレットペーパーと中途半端に残ったティッシュも事務所にあふれてる。あらためて言われると、せやなってなるけど、当たり前の日常やから、疑問もわかへんwww」
「おお!使ってくれてたんだwあざすあざすw」
「従業員さんたちでお客様の残りを使い切るエコロジーの心の良さよ」
「こんな裏の企業努力も知らず丸ごと盗んでいく人もいるからそりゃ許せない気持ちにもなるよね」
多くの人たちが関心を寄せたトイレットペーパーの投稿。宿泊施設のトイレットペーパー事情について、ぼんたさんに聞きました。
客室の中途半端に残ったトイレットペーパーを再利用! 従業員はどう思う?
――ぼんたさんは、宿泊施設で働いているとのこと。
「はい。宿泊施設のフロント業務をしています」
――今回従業員用トイレのトイレットペーパー予備とのことで、客室の中途半端に残ったペーパーを再利用しているとか。
「1泊のお客様が一斉に来られた場合、このような残り方をすることが多いです」
――最近は「残りが少なくても交換しません。使い切ってから予備ロールと交換してください」と書いてあるホテルもあるそうですが、こちらの施設は客室の残り少なすぎるペーパーをそのままにしておけず、従業員が使い切っているという理由のよう。
「従業員用、お客様用に関わらず、トイレットペーパーなど大量に消費するものは経費削減の対象になります。SDGs(持続可能な開発目標)を意識しなくても施設の経済状況で結果的にエコになる場合があります」
――通常、中途半端に残ったペーパーはいくつくらい残っている?
「普段は3~5個前後ですが、この日はなぜか1室に集中して置かれていました」
――中途半端に残ったペーパーについてどう思うか。
「1、2回分の使用量しか残っていないため、ロールの交換が頻繁になって面倒です。ただ会社として経費は節約できているのかもしれません」
――トイレットペーパーの再利用の方法は他にも。
「いただいたリプライの中には、事務所でティッシュ代わりに使用しているといったものや、従業員持ち帰り可能というものがありました」
企業努力が垣間見られたトイレットペーパーの再利用。あなたはどう思う?