能登半島地震発生から半月以上経過しますが、今もなお自宅へ戻る目処が立たず多くの方が避難所生活をしている状況です。日々過ごしていると必ず「ゴミ」が出てきますが、避難する方が多い避難所ではゴミ箱の数が不足していることも少なくないはず。そんな時に使える驚きの「簡単アイデア」を、防災に関する多くの投稿をしている警視庁災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)が紹介しています。
ゴミ箱が足りずに困っている時は、「丸椅子」を活用すると良いそうです。方法は簡単で、椅子を逆さまにして脚の部分にゴミ袋を被せるだけ。
ゴミ袋を広げて置ける土台になるものであれば、椅子の形状はどれでも問題ないとのこと。
避難所などでは日常生活で出るゴミだけでなく、トイレの不足によって簡易トイレで用を足した時のゴミなど、さまざまなゴミが発生します。分別をすすめるためにも、多くのゴミ箱が必要になる可能性もあります。ゴミ箱がないとき、壁や戸棚などにガムテープでゴミ袋を貼り付けて使うこともありますが、袋の口がうまく開かなかったり、内容物の重みによってテープが外れてしまったりすることも。この方法ならそんな心配もなさそうです。
同アカウントの投稿には18日現在で6800近い「いいね」が付いたほか、「なるほど!」「ライフハック!」などのコメントが寄せられています。投稿を見た人たちにとっても、身近なものを活用した、思いつきそうで思いつかない「目から鱗」の知恵だったようです。
同アカウントでは、他にも「パーカーをウエストポーチのような小物入れにする方法」「ダンボールで作るトイレ」「新聞紙で作るスリッパ」など身近にあるもので試せる多くのライフハックを投稿しているので、「もしも」の時に備えて気になるものを実践してみましょう。
▽出典:警視庁災害対策課 公式X/椅子をゴミ箱のように使う方法
https://twitter.com/MPD_bousai/status/1747030906123219300