「やっちまったぜ……"おにぎり.jpg" ってヤツをよ……」
投稿されたのは、誰もが一度は経験したことがあるであろう事件。コンビニで購入したおにぎりをカバンの中に入れておくと…見るも無惨な姿になってしまう現象です…。私も一度や二度ではきかないほどやってしまってますね…笑。
そんなおにぎりがカバンの中でペシャンコになってしまう現象にとうとう名前がついたようです!
その名も「おにぎり.jpg」
圧縮状態で保存されてしまったということでしょうか。上手に名前つけますよね!
「不可逆圧縮」
「圧縮おにぎりw」
「これじゃあ食べ応えがないので拡張したい」
「綺麗に潰れてるww」
ネーミングセンスの良さに納得のコメントが多数寄せられました。
ペシャンコになった「おにぎり.jpg」を投稿された、さいたまにすと(臨海亭三昧)(@Saitamanist)さんにお話を聞きました。
ーーこちらのおにぎりはいつ購入されたのですか?
「2月12日にファミリーマートのキャンペーン( #ファミマのおにぎり今だけ無料 )で当選した『手巻北海道産真昆布おむすび』を受け取り、家に帰って取り出してみると写真のような圧縮された状態になってました」
ーーなぜペシャンコになってしまったのでしょう?
「リュック内の背中側にあるノートPC等を入れるポケットに収納してしまったことです」
ーーペシャンコに圧縮された姿を見た感想は?
「ファミリーマートと生産者の方に申し訳ない、と思いました」
ーー食べられたのでしょうか?
「圧縮されても味は変わらず美味しかったです、ありがとうファミリーマートさん、生産者の皆さん」
ーーjpgというのはどのような意味があるのでしょう?
「 jpg(JPEG)は画像ファイルの保存形式のひとつで広く普及しているものです。この形式は画像ファイルのサイズを圧縮するために、元となる画像から少しずつ画質を劣化させます。そのため一度作成したJPEGファイルは、元の完全な画質に戻すことができません。これを不可逆(非可逆)圧縮と呼びます。それに倣ったものです。
よくファイルを圧縮する際はZIPと呼ばれる形式を使いますが、これは解凍という作業をすれば元のファイルと全く同じものを復元できます(可逆圧縮と呼びます)。しかし今回のおにぎりは潰れてしまってもう元に戻りません。そのためjpgと呼ぶことにしました」
ーーネーミングはご自身で考えられたのですか?
「実は今回のツイートには元ネタが存在しまして、昨年末に全く同様の体験をされた方がいらっしゃいました。その中で、最初はZIPと呼んでいましたが、不可逆圧縮なので「jpgだ」という流れがありました。これに倣って軽い気持ちで投稿したところ、とんでもないバズとなってしまいました」
さいたまにすと(臨海亭三昧)さんは、「足かけ15年に及ぶTwitter生活の中でバズったのは2度。だが、1度目も他人が作成したものを撮影しただけなので、一生他人のふんどしで踊る人生なのかな……」と話してくれました(笑)。