【漫画】クレカの決済方法が店員に通じない!たった4年で?時の流れの早さを感じた日記に共感

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「ほんの数年前はタッチ決済が通じなくて苦労したのに最近は逆に磁気決済が通じなくなってて時の流れの早さを感じた日記です」

すのほさん(@sunoho)が、ここ数年の買い物での困りごとについて、漫画で紹介。多くの方から共感の声があがっています。

レジにて、クレジットカード払いを指定したすのほさん。しかし、2020年と2024年、ほんの4年間で、その様相が少し異なっています。

2020年では、“タッチ決済”をしようとしたところ、店員よりSuicaのようなICカード払いと勘違いされ、一方的にクレカをキャンセルされてしまいました。

一方、今年2024年では、“磁気決済”をしようと支払い端末の溝にカードを通そうとしたところ、「なにしてるんですか!」と店員に言われ、泣く泣く現金払いに切り替えるハメに…。

「技術力の進歩すごい」
「時代の移り変わりははやいなぁ」
「4年でこんなにかわるんですね」
「正直まだ自分もタッチとQRコードも使うときドキドキしてるw」
「ベテランは新しい規格を知らないし新人は古い規格を知らない」
「磁気を通すことを知らない店員さんがたまに居るから磁気でって言うと、何言ってんだお前ってすごい顔で見られることある」
「実際、磁気決済(スライドするやつ)ついてても、無効化されてるやつあるからなんとも言えん、、、」
「こういう面倒臭さを痛感すると現金でいいや、ってなりますね…」

漫画が投稿されたX(旧Twitter)のリプ欄にも、多くの反響がありました。昔は現金が支払いの主流でしたが、近年ではさまざまな決済方法が普及しています。

ICカード払い、スマホ決済など支払い方法は多様化、クレジットカードでも複数の決済方法があります。ほんの数年でめまぐるしく変わった決済方法の常識。

すのほさんは以前にも、「逃げるように帰りました」というタイトルで支払いの際の失敗談を漫画化されています。この時は、タッチ決済を行おうとしましたが支払いができず、見てみたらカードにタッチ機能がついていないことが発覚。慌ててSuicaでの支払いに切り替え、その後逃げるように帰ったといいます。

多様化によって便利な世の中になったかと思いきや、店員・お客との認識の相違から意思疎通ができなかったり、ツールが現在の機能に対応していなかったりなど、かえってややこしくなったような印象も受けます。急激な時代の変化に、人間の理解や社会の仕組みが追い付いていないようにも感じます。

すのほさんに聞きました。

――近年、支払い方法の常識はめまぐるしく変わった印象があります。昔は、このような変遷はもう少しゆっくりだったのでしょうか?

すのほさん:クレジットカード、電子マネー、バーコード決済…それぞれが普及しはじめた時代をみると、大枠では変遷のスピードはあまり変わっていないのかなと思います。しかし、様々な決済方法が登場したり、色々な企業が参入したりして、多様化はしていると思います。数年でスタンダードが入れ替わるような状況に対応する店員さんは大変だろうなと思いますし、“Edy(楽天が提供する電子マネー)”と“iD(NTTドコモが提供する決済サービス)”を間違われるのはあるあるすぎて慣れました。

――時代の変化に物の普及や人間の認識が追いつかなく、そのためにすれ違いも起こりやすくなっているのではと感じました。

すのほさん:それはいつも悩みます。こちらから説明をしてわかってもらえることもあれば、ムッとされることもあります。また、店頭に置いてある決済端末の機能を店舗側で制限されていて、誰にも正解が分からないなんてときもあります。ちゃんとコミュニケーションできればトラブルになることはまずないですが、面倒くさいときは現金で払っちゃいますね。

――買い物や支払いシステムで、他に注目しているものはありますか?

すのほさん:イオンの“レジゴー”や、イトーヨーカドーの“IYマイレジ”は画期的だなと思います。商品を取るたびに自分でバーコードを読み取っていくので、レジ待ちがほぼゼロになりますし、支払いも無人レジなので認知度の低い決済手段を使って店員さんを困らせることもありません。すごくいいですね。

  ◇  ◇

近年の技術の進歩には目を見張るものがあります。しかし、そこに肝心の社会の仕組みや人間そのものが追い付けないという状況もまた起こりがちです。技術開発も人間の理解に合わせて足並みを揃えたり、社会が順応しやすいものを提供していったりすることが大切なように思えますね。

支払い方法という観点から、そのようなテーマを漫画にして伝えてくれたすのほさん。普段より、「すのほちゃん絵日記」と称して日々のあれこれを漫画にしたり、同人誌を作ったりする活動を行っており、関連の仕事も「ふんわり」と募集されているとのことでした。

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