妻源病の対策法は?
妻源病で精神的なストレスが深刻化すると、心身の不調として現れることがあります。妻源病が疑われる場合に知っておきたい対策を3つ紹介します。日常生活にも支障をきたす不調がある場合は、医療機関を受診しましょう。
▽物理的な距離を置く
妻が近くにいるだけで夫がストレスを感じる場合、夫婦が別々に過ごす時間を増やしましょう。妻から離れて一人の時間を作ることで、気持ちが休まり妻源病の症状も軽くなるかもしれません。気分転換しながらまとまった時間を過ごせる習い事やスポーツジムなどもよいでしょう。
▽ストレスを溜めないルールを作る
トラブルになりそうな場面には、あらかじめ夫婦間でルールを設定しておくと、妻源病の原因となるストレスの軽減に役立ちます。たとえば、夫の掃除の仕方にいつも妻がダメ出しする場合、一度夫婦で掃除の手順を共有しておくといいでしょう。
清潔感や重視するポイントなど、お互いの価値観も確認できれば夫婦仲の悪化も防げます。さらに、夫婦であっても言ってほしくない言葉を決めておくなど、妻源病克服のためのルールを話し合いましょう。
▽離婚を視野に入れる
妻源病について夫婦で話し合っても、妻の言動に改善が見られず妻源病のつらい症状が続くのなら、離婚も検討すべきです。しかし、夫の不調が自分のせいだという自覚がない妻は、夫から離婚を切り出しても合意しない可能性があります。
夫婦の話し合いで解決しない場合は、離婚調停や裁判といった法的な手続きも必要になります。離婚を視野に入れ始めた段階で、弁護士に相談しておくと、問題が深刻化する前にスムーズな解決が期待できるでしょう。
妻源病に悩んだら深刻化する前に専門家へ相談を
妻の言動が原因で夫を悩ませる妻源病は、周囲も当事者夫婦も気付かないケースが多く、夫が一人で苦痛を抱えていることがあります。妻源病の対処法としては、妻源病を引き起こす妻の言動の改善が有効です。夫婦だけで解決が難しい場合は、夫が限界を感じる前に医療機関やカウンセラー、弁護士といった専門家に相談しましょう。
夫源病も妻源病も、日常のコミュニケーション不足から来るちょっとした不満が積もり積もって引きおこされる場合がほとんどです。事なかれ主義や気が弱くて妻と喧嘩のできない男性が、妻をモンスター化させているケースも少なくなくありません。
根本的な解決に必要なのは、対話と相互理解。男性と女性では身体も考え方も違います。違いを認識して、効果的なアプローチの方法を実践することで夫婦関係は驚くほど変わります。まずは専門家にご相談ください。
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◆遠藤裕子(えんどう・ひろこ)夫婦カウンセラー/課題解決型マッチングメディア「リコ活」専門家
これまで2000人以上の相談実績を持つ離婚カウンセラー。過去に年間1,600件の調査を担う探偵事務所にいた経験から、多角的な現状分析、効果的な問題解決方法の提案に定評がある。
自身でも夫の浮気を経験し、夫婦関係を修復したことから、夫婦問題の解決まできめ細かいサポートに注力している。
【保有資格】 日本家族問題相談連盟 離婚カウンセラー/NLPマスタープラクティショナー/LABプロファイルプラクティショナー/ホームカウンセラー
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