浪人経験者の約4割「塾・予備校に途中で行かなくなった」…「精神的なストレス」「モチベーションが低下」

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じゅけラボ予備校(大阪市北区)は、浪人経験がある全国の19〜26歳の男女373人を対象に「塾・予備校の利用率」と「塾・予備校へ行かなくなった経験」に関する実態調査を実施しました。その結果、浪人経験者の約8割が「塾・予備校を利用」していることが分かりました。しかし、そのうちの約4割が「途中で予備校へ行かなくなった」と回答したそうです。

調査は2023年12月にインターネットで実施されました。

調査によると、浪人経験者の約8割が「塾または予備校に通っていた」(塾に通っていた23.6%・予備校に通っていた48.3%・塾と予備校両方に通っていた9.4%)と回答しました。

しかしながら、「塾または予備校を利用していた」と答えた303人のうち、39.3%が「塾または予備校へ途中で行かなくなった経験がある」と回答しています。

そこで、「途中で塾・予備校へ行かなくなった理由」を教えてもらったところ、「健康上の問題や精神的なストレス」(21.0%)が最多となったほか、「予備校や塾に対するモチベーションの低下」(16.8%)、「提示された計画通りに学習できなかった」(13.4%)、「講師やクラスメートとの相性が悪かった」(11.8%)、「自習や他の勉強方法の方が効果的だと感じた」(10.9%)、「経済的な理由(授業料の支払いの継続が難しい、交通費などの負担がきつい)」(7.6%)といった回答も上位に挙げられており、塾と予備校が浪人生にとって重要な学習支援の役割を果たしていることが分かった一方で、浪人生の多様なニーズにどのように対応していくべきかという課題が浮き彫りとなりました。

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