インフルエンザで寝込む7歳の男の子がふとつぶやいた一言が話題です。
「長男『1~100まで全部足すといくつになるか知ってる?俺良い事思いついちゃってさ。1番大きい数と小さい数足すと101じゃん?それが50組出来るでしょ?答えは5050なんじゃないかなあ?』
こうXに投稿したのは4人のお子さんを育てているかっかさん(@mamachanmanda)。確かに1~100を順に足すと合計は5050。長男くんの考え方で解くと、1+100=101、2+99=101、3+98=101…と101が50組でき、複雑な足し算をせずとも簡単に答えが出ます。
かっかさんは、息子さんの突然の発言に、「君は天才か………??本当に7歳か………???インフルエンザで寝てる中そんな事考えてるの………?????」と驚きを隠せなかったそうです。
「7歳でここに辿り着くなんて 天才ですね」
「自主的に考えていることはもっとすごい!!将来が楽しみすぎますね」
「これは…!かの有名な天才数学者ガウスと同じ…!!彼は小学生の時、教師に同じ問題を出され、同じ考えで答えを出したのです!!! 息子さん、ガチの天才では…」
「やはり数学って閃きなんだなと思いますね」
「大人だけど知らなかった」と、X民たちも大絶賛!
かっかさんがこの反響を長男くんに伝えると「いや~それほどでーもー!」と7歳児らしく照れながらおちゃらけていたそう。旦那さんに「テレビとかで本当は見たんかな?」と話すと、「どこかで見たことがある情報だったとしても、7歳があれをパッと説明できるだけで凄いんよ」と長男くんを称賛していたことを、続く投稿で紹介しています。
かっかさんにお話を聞いてみました。
2歳くらいから数字が大好きで…
――インフルエンザ罹患中に…とのことでしたがどのようなタイミングでこのお話を?
ソファで寝ていたと思ったら急に「ねえねえ、ママ~!1~100までをさ~」みたいな感じで突然話し始めました。
――それはびっくりしますね!
「え、どこで知ったの?テレビで見たの?」と確認したのですが、「自分で考えた」との返答だったので、「え、うちの子天才…!?」ってなりました笑。それと同時に「インフルで高熱の中何考えてるんだろ…?」となりました。
――どうやって思いついたのか、本当にお見事です!
たぶん最初は足したと思うんですけど…途中でめんどくさくなったんじゃないでしょうか笑。計算が大好きなので、ボーッと考えてるうちに何かピンと来たのかもしれません。「1~100までを足す時、101が50組出来るでしょー?最後は50と51がぶち当たるじゃん?」と説明していました。
――計算が大好きなのですね!小さな頃からでしょうか?何か習い事は?
2歳くらいから数字が大好きで、保育園を卒園する頃には簡単な6~7桁の足し算とかはやってましたね。習い事はピアノと体操(今は辞めています)のみでお勉強関係は一切やらせた事ありません。
――6~7桁!? やはりすごいです。その後、他に今回のような数字や計算にまつわるお話などは?
常に計算はしてますが、今回のようにびっくりするような事はないですね。それより最近は桃鉄のゲームが好きで、地図とか人口とかそっち系の話が多いです。「〇〇県の人口は△△県の人口より多いけど、面積辺りの人口はこっちの方が…」とかやっぱり計算はしてます笑。
――桃鉄でも計算とはさすがですね。旦那さんは長男くんに何とお声がけを?
「自分で思いついたの?凄い。それはもっと大きくなってから学校とかで習う内容だよ!7歳でそれは凄い!」と褒めていました。
――会話のやりとりからも、のびのびと育ってらっしゃるのだろうなと微笑ましい気持ちになりました。
基本的に「勉強」と思ったらダメだと思っていて… 日常生活の中で「遊び」の一環として、数字に限らず色んな物に触れて興味を持って欲しいと思ってます。「勉強しなさい」って言っても子供って嫌になるだけじゃないですか。でも自分が興味ある事って親が言わなくても進んで自分から調べたりすると思うんですよね。「そういう可能性を潰さないように育児していきたいね」って旦那とは話してます。
――コメント欄でも「天才!」「ガウス現る!」と称賛の声がたくさん届いていました。
こんなに沢山の方にポストを見て頂けると思ってなくて…!息子の事を褒めて貰えて嬉しいです。「4人の子育てが大変だな、自分がもう1人欲しいな」と思う事はあるけれど、こういう子供の成長が嬉しいし楽しいです。これからも育児を楽しんでいきたいと思っています。
◇ ◇
「良い事思いついちゃってさ」という長男くんの伝え方もかわいらしいですね。かっかさんのお話を聞いて、子どもの好奇心や興味に寄り添うことの大切さをあらためて感じました。小さな頃から数字が大好きな長男くんのこれからがますます楽しみですね!