富山のブリが美味しい理由が話題に「そんな悲しい物語があったとは」「石川のおかげ」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

富山湾のブリが美味しい理由がSNS上で大きな注目を集めている。

「みなさんは富山湾でなぜ美味しいブリが獲れるかご存知ですか?実はブリは、北海道でエサをたらふく食べて成長したあと、冬に産卵のために九州へ向かうんです。しかし、そこには思わぬトラップがあった」と富山湾のブリについて紹介するのは地域情報メディア「富山の遊び場!」編集長のサクラさん(富山の遊び場!)。「この事件はブリが能登半島を越えられずに起きた、チョットした悲しい物語(エピソード)だったってことですよ・・・。以上、毛利小五郎でした。」というオチもついている。

富山でブリが獲れるのは、北海道から南下する際に能登半島を越えることができず富山湾にとどまる個体が多いからということ。富山県はブリを「県の魚」に制定しており、特に氷見市で冬に穫れる「ひみ寒ぶり」は有名だが、美味しさの理由がそんなところにあったとは…。

今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは

「寒ブリア宮殿で特集になりそう」
「てことはいつもブリは同じトラップに引っかかってるってことなのかwなんか悲しいねw」
「富山に感謝してる人多いけど、この場合石川のおかげじゃね?

など数々の驚きの声が寄せられている。

投稿した人に聞いた

サクラさんに話を聞いた。

ーー富山湾で水揚げされるブリの特長、魅力についてお聞かせください。

サクラ:ブリは、3月から5月にかけて九州で産卵します。そうして生まれた稚魚はエサを求めて対馬海流にのり北海道へ行き、夏と秋にエサをたらふく食べて成長し、冬に産卵のために再び九州へ向かいます。しかし一部のブリは大きく突き出た能登半島に引っかかってしまい、富山湾に一直線に突っ込むんですね。 九州まで行ったブリはエネルギーを消費して痩せてしまいますが、富山湾で獲れるブリは脂がのったままので、そりゃむちゃくちゃ美味しいのです。

ーー富山ならではのブリの調理法、オススメの調理法など。

サクラ:刺身かブリしゃぶをおススメします。個人的にかなりおすすめのお店は、氷見市にある「灘や」。富山に来られた方にはぜひ足を運んでいただきたいです。

ーー投稿が反響を呼びました。

サクラ:富山湾のブリのことが多くの人の目に止まってうれしいです。ぜひ富山にお越しください。

◇ ◇

これからはまさにブリの美味しいシーズン。ご興味ある方はぜひ富山に足を運んでいただきたい。

そして富山に行く際に便利なのが「富山の遊び場!」。サイトのみならずYouTubeでもさまざまなコンテンツを発信しているので、美味しい情報に触れたい方は要チェックだ。

サクラさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/toyama_asbb
富山の遊び場!:https://toyama-asbb.com/
YouTubeチャンネル「富山の遊び場!TV」:https://www.youtube.com/@ToyamaTV

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