愛犬「デコピン」に現地メディアも大興奮
ーー現地メディアも大谷選手の愛犬に注目しているのですか?
「大谷選手がMVP受賞の会見で初めてワンちゃんを抱いて出演した際は、日本だけでなく現地メディアも大興奮で、映像が流れた瞬間に一斉に飛びついていました(笑)。大谷選手は普段から取材対応が少なめで、現地メディアの間では”ミステリアスな存在”とされています。今回のFAに関してもほとんど情報が出回らず、だからこそ、『ショーヘイが犬といるぞ!』と、大興奮したのだと思います」
ーーだから入団会見で現地記者が愛犬の名前を聞いたのですね。
「移籍先が決まる前、『大谷選手の愛犬の名前は、移籍先球団に関わりがあるから明かせないのでは?』という憶測も拡がり、現地メディアも議論したり、各球団のファンが自分の推しチームと結びつけた名前を予想したりと、かなり話題になっていたため、あんな厳粛な雰囲気の入団会見の場で『デコピン』という名前が出てきた時は本当に脱力しました(笑)」
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現地では、移籍先の有力候補だったブルージェイズの本拠地、カナダのトロントに大谷選手がチャーター機で移動したが実は搭乗していたのは別人だった…という「プライベートジェット騒動」が起きている。tommyさんによると、大谷選手の愛犬の名前が犬種の英語名から取った「おとり」を意味する「ディコイ」であることから、プライベートジェットの「おとり騒動」を連想させると、一部の海外メディアやファンの間で話題になっているそうだ。
そんな騒動時、当の大谷選手は「僕は毎日犬と散歩に行ったりして普通に過ごしていた」「家のソファーで犬といた」と、地元テレビのインタビューに答えている。
「今回の契約に際して、ネズ・バレロ代理人が愛情深く大谷選手をサポートし、文字通りの二人三脚で今回のFA交渉を進めていたことがわかり、大谷選手ファンの1人として嬉しかったです。契約額にも驚きましたが、それ以上に、オプトアウト無し、97%後払いという契約内容に驚きました。大谷選手がいかにドジャースにすべてを賭けて勝利を目指そうとしているか、その覚悟が表れた契約だと感じました」(tommyさん)
愛犬に「デコピン」と名付けるいたずら心を持ち続ける大谷選手が、ドジャースの一員として「ワールドシリーズ」で勝利の栄光を掴む日が楽しみだ。