大谷翔平選手の愛犬、オランダ原産の猟犬種「コーイケル・ホンディエ」に大きな注目が集まっています。そんななか、スポーツ紙の一面を飾る大谷選手と愛犬の2ショットに、ただならぬ熱い視線を送る犬さんが話題になりました。
「この子か…いま話題のホットなイッヌ…」
そんな楽しいつぶやきと共に、柴diary(@diary09998120)さんがX(旧Twitter)に投稿したのは、愛犬を抱っこした大谷選手が一面を飾るスポーツ紙を覗き込んでいる柴犬の姿。「柴犬人気、ピンチですワン…」という心の声が聞こえてきそうな様子に、愉快なコメントがたくさん寄せられました。
「あたしも大谷さんの愛犬になりたいワン」
「強力なライバル出現!」
「犬『今こやつが話題になっておるのか?』」
「対抗心がメラメラ」
「あたちも大谷さんちの子になりたい!とか…」
スポーツ紙を飾る大谷選手とワンちゃんを凝視していたのは、スリムな夏毛ともふもふの冬毛の姿が別犬級に違うことでも注目を集めた、7歳になる柴犬の女の子、えまちゃん。宅配便の若い男性ドライバーさんのことが大好きだという、女子力満点のジョシーバ(女子柴犬)さんです。
「視線の先は大谷くん?それともそのワンちゃん?」というコメントも寄せられていた、スポーツ紙を前にしたえまちゃんの「熱い視線」について、飼い主の柴diaryさんにお話を聞きました。
熱い視線の先は…
ーー写真のえまちゃん、ワンちゃんより大谷選手を見つめているように見えますね(笑)。
「実際にえまは男の人…特に若くて身体の大きな男性が好きなので、ワンコよりも大谷選手が気になっていたと思います(笑)」
ーー大谷選手の愛犬がしていた「ハイタッチ(ハイファイブ)」はえまちゃんも得意だそうですね。
「ハイタッチはうちのジジ(祖父)が教えたので、家族で大ファンな大谷選手も同じことをしていたと、とても喜んでいます。えまも大谷選手のワンちゃんと同じことが出来て喜んでいるかもしれません。ウチの家族はみんな『野球』が大好きで、とくに大谷翔平選手はシーズン中は生放送で観戦していて、それが終わったらYouTubeでも観るぐらい別格なんです。でもジジは、『ウチのえまもハイタッチやってるよ!』という対抗心も少しあるみたいです(笑)」
「柴犬」も手放されることが多い犬種。最後まで責任を!
ーー今、大谷選手と同じ犬種を欲しい人が増えているそうですね。犬と暮らす上で大切にしてほしいことはありますか?
「大谷選手が飼われている犬種はとても珍しく、日本国内では頭数がかなり少ないことから、遺伝病を防ぐために安易には繁殖しないと聞きました。人気が出たことで、無理な繁殖が行われないか、一時のブームで飼う人が出ないか、その辺りが心配ですね。子犬時代がとても可愛い柴犬も、手放してしまう飼い主さんが多い犬種です…。命を預かった限りは、最後まで責任を持って、儚い犬との時間を最高のものにしていただきたいです」
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大谷選手が掲載されたスポーツ紙に限らず、えまちゃんは普段から新聞やチラシなどの印刷物に興味津々なのだそうです。Xには、お買い得情報やケーキのチラシをじーっと見つめるえまちゃんの可愛い様子がたくさん投稿されています。
「スーパーのチラシが多いですが、季節の商品の広告などを見せています。とくにカラフルなチラシは気になるのか、よく覗きこんでいます」(柴diaryさん)
柴犬もコイケルも雑種犬も、大きい犬も小さい犬も、子犬も老犬もどんな犬も、飼い主にとってはみんな愛おしい相棒です。限りある一緒の時間を大切にしたいですね。