株式会社アッツ(大阪市西区)はモニター提供元の『ゼネラルリサーチ』と共同で、全国の40〜50代の女性1006人を対象に「40代〜50代女性のスキンケア」に関する調査を実施しました。その結果、約6割の人が「年齢に適したスキンケアができていない」と回答しました。また、20代までにしておくべきだったスキンケアについては、「しみケア」が最も多くなりました。
調査は2023年10月にインターネットで実施されました。
調査では約6割の女性が「スキンケアにどの気を使っている」(まあ気を使っている47.0%・かなり気を使っている12.5%)と回答。その一方で、約6割の女性が「年齢に適したスキンケアができていない」(あまりできていない52.7%・まったくできていない7.5%)と回答しています。
そこで、「注力しているケア」を複数回答で教えてもらったところ、「保湿ケア」(55.2%)が最多となったほか、「しみケア」(36.2%)、「しわケア」(27.3%)などが上位となり、具体的には、「パックをこまめにしている」(40代)、「部位ごとの美容液」(50代)、「アンチエイシング効果のあるスキンケア商品を使用」(50代)、「しみ取りクリーム」(50代)といった声が寄せられました。
次に、「現在使っている基礎化粧品の満足度」を教えてもらったところ、7割強の人が「満足」(まあ満足65.7%・非常に満足(8.7%)と答えた一方で、約4人に1人が「不満」(やや不満22.1%・非常に不満3.5%)と答えています。
さらに、「不満を感じている部分」を複数回答で答えてもらったところ、「効果が感じられない」(37.4%)、「コストパフォーマンスが悪い」(25.4%)、「保湿力が低い」(17.6%)といった回答が上位に並びました。
そこで、「基礎化粧品に求めるもの」を複数回答で答えてもらったところ、特に「保湿力」(69.4%)と「コストパフォーマンス」(62.9%)に回答が集まりました。
ちなみに、「スキンケアをする理由」については、「いつまでも若々しくいたい」(40代)、「一日中元気に働くため」(40代)、「肌が綺麗だと化粧ものる」(50代)などの意見が寄せられ、肌を綺麗に保つことで見た目だけでなくメンタルも良い状態を保つことができると感じている人が多いことがうかがえました。
最後に、「20代までにしておけばよかったと思うスキンケア」について複数回答で答えてもらったところ、「しみケア」(53.4%)が最も多く、次いで「美白ケア」(34.7%)、「毛穴ケア」(27.2%)が続きました。
回答者からは、「30〜40代になってしみが気になるようになったから」(40代)、「UVケアをもっときちんとしておけばよかった」(40代)、「30歳を過ぎたらどんどんしみが表面化してきて後悔した」(40代)などの理由が寄せられたそうです。