約3人に2人が「例年よりも疲れている」ことが判明…1年で最も疲れを感じるのは何月?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

ウェルネス関連事業を展開する株式会社TENTIAL(東京都中央区)は、全国の20~60代の男女567人を対象に「疲れ」に関する調査を実施しました。その結果、約3人に2人が例年よりも「疲れている」ことが分かりました。また、1年で最も疲れを感じるのは「8月」や「12月」に回答が集まったそうです。

調査は2023年11月にインターネットで実施されました。

調査によると、全体の66.1%が「例年に比べて、今年はより疲れが溜まっていると感じる」(溜まっている25.9%・どちらかといえば溜まった40.2%)と回答しました。

続けて、「昨年に比べ増えた項目」を複数回答で答えてもらったところ、「趣味・娯楽の時間」(29.8%)、「外食」(26.3%)などが上位に並びました。

一方、「例年に比べ疲れが溜まっている」と答えた人に限ってみると、「仕事時間」(34.7%)が最も多くなり、正社員のテレワーク率の低下が報道されていることなどから、疲れの原因として仕事量が影響している傾向が読み取れました。

次に、「1年で最も疲れを感じる時期」を教えてもらったところ、「8月」(31.7%)や「12月」(20.6%)などに回答が集まり、今夏の猛暑が影響していることがうかがえます。回答者からは、「猛暑の時期で通勤だけで疲れる」「暑いのもあいまって疲れが倍増するように感じる」など、猛暑による意見が多く見られました。

一方で年末に向けてのコンディションに目を向けると、69.0%の人が「年末にかけて、今年一年の疲れが溜まっているように感じる」(溜まっている27.7%・どちらかといえば溜まった41.3%)と回答。最も疲れる8月に続き、多くのイベントなどが控える年末にはより疲れのピークが訪れる可能性があるといいます。

そこで、「疲労回復のためにしていること」と「疲労回復のためにしたいこと」をそれぞれ複数回答で答えてもらったところ、いずれもトップは「睡眠時間の確保」(していること53.4%・したいこと54.0%)、同じく2位「ストレス発散」(していること29.3%・したいこと32.1%)、3位「食事に気を付けている」(していること28.6%・したいこと25.0%)などが上位を占め、健康を保つための三要素とされる、休養(睡眠)、食事、運動の中でも休養(睡眠)が圧倒的に高く、国民の睡眠意識の高まりを感じる結果となりました。

さらに、「年末にしたいこと」を複数回答で教えてもらったところ、「寝る」(41.6%)、「疲れを取りきる」(38.4%)が上位に挙げられました。一方で、「年末にしたくないこと」については、「忘年会に行く」(25.7%)が最も多くなったそうです。

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