高速道路の運転が怖いあなたへ 慌てないための運転術・5つのポイント…実は「クルマに乗る前」の準備がとても大事です

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

高速道路の運転が苦手だったり、怖かったりする人は少なくありません。初心者の人たちが知っておきたい運転術はどのようなものでしょうか。合流や車線変更の回数を減らし、また慌てたり戸惑ったりするシーンを減らすために、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

ポイント① 事前に混雑状況を確認し迂回も検討

高速運転に慣れない内は、「クルマに乗る前」が非常に重要です。一度運転が始まってしまえば、そちらに集中する必要があるからです。だからこそ、事前に予定ルートと混雑状況を確認しておきましょう。

道が混雑していると、車間距離を確保しにくく、合流や車線変更も難しくなります。多少遠回りになっても、空いている道の方が安心して走ることができるので、初心者にはお勧めです。渋滞情報は、日本交通情報センターのホームページでもリアルタイムで公開されています。

ポイント② ETCで中央付近の料金所を利用 

合流や車線変更が発生しやすいのが、料金所の前後です。そこで重要なのが、中央付近の料金所を使うこと。そうすることで、料金所通過後の合流を避けることができます。

最近は料金所の多くがETC専用となっており、現金で支払えるレーンは端の方に設置されていることが多いです。中央付近の料金所を通るためにも、ETCを準備しておきましょう。

ポイント③ 合流や車線変更で速度を落とさない

合流や車線変更を避けられない場合に重要なのが、「スピードを落としすぎないこと」です。他のクルマは速いスピードで走っているので、その中で速度を落としてしまうと、新しい車線に入れないからです。

慣れない内は、空いている道で合流や車線変更の練習をしても良いでしょう。

また動画で「合流時に周りがどう見えるのか」を確認しシミュレーションしておくのもお勧めです。

ポイント④ 車間距離をとりトラックの後ろを避ける

高速道路を走る時は、車間距離は長ければ長いほどいいです。

車間距離が充分にあれば合流や車線変更で慌てることもありませんし、ゆっくり走っていても周囲のクルマに煽られにくいでしょう。

またトラックの後ろを避ければ視界が良くなるので、早めに標識や交通案内に気付くことができ、余裕を持った車線変更が可能になります。

ポイント⑤ 事前シミュレーションで準備を

慣れないうちは「合流しなくてはならない」「隣に大きなクルマが来た」など些細なことでも焦ってしまうもの。だからこそ事前のシミュレーションが重要です。

最近では、高速道路を走行した動画なども多くアップロードされています。「どこに合流や車線変更があるのか」「出口付近はどんな景色なのか」など確認しておくだけでも安心して運転ができるでしょう。

また高速道路で事故が起こりやすいシーンをまとめた動画なども公開されています。上手く活用して、実際に運転している時に慌てないようにしましょう。

初心者マークを付けるのも一つの方法

高速運転そのものをスムーズにするコツではありませんが、初心者マークを貼って「運転が得意ではない」ということを周りのクルマに伝えるのも一つの方法です。

免許取得後1年以上たった人が初心者マークを付けても、法律的にも問題はありませんので、特に「ペーパードライバーで久々に運転する」という人は積極的に活用しましょう。

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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!

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