バチェラー5で“謎の存在感” 月田侑里さん…地元芦屋での思い出 「転機は自分で作るしかない」原点は学生時代の知られざる過去【インタビュー後編】

山脇 未菜美 山脇 未菜美

番組参加を知った父の驚きの行動

── 番組参加に対するご家族の反応はいかがでしたか

バチェラー・ジャパンのオーディションに合格したことを伝えると、父は「ふーん、まあ応援はするけど」といった感じで素っ気なくて。でも母から聞いたところによると、父は家族訪問の回まで私が残ると思ってくれていたそうです。実家のガーデンを、除草機を使って草刈りしていたらしく(笑)。「長谷川さんがいらっしゃって、食事の後に2人きりで話す場所はこの場所だ」とかも決めていたそうです。

妹や弟も「ふーん」なんて言いつつ、テレビに映るからとヨガや筋トレを始めていました(笑)。長谷川さんが楽しめるように、レクリエーションで輪投げ大会をチーム戦でやろうとか考えてくれましたね。そして私が番組で脱落したと連絡をした途端、全員何もかもやめていました。そして信じられないくらい綺麗なガーデンだけが残りました。

父は、番組の視聴はためらっている様子でした。恋愛している娘の表情を見るのは気恥ずかしいのでしょうね。感想を聞いても、私のことではなく「やっぱりカメラの画質が綺麗で音もよく録れてる。最新機器やな」とか、微妙にズラした回答ばかりで、家族で大笑いしました。本当にみんなに感謝を伝えたいです。

── 改めて、旅を終えての感想を教えてください

“Learn from yesterday, live for today,hope for tomorrow.”

「昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう」。アルバート・アインシュタインの言葉です。

バチェラーの旅は、自分にとっての“昨日”です。日常生活では味わうことのない出来事の連続。人の気持ちの機微に触れたこと。まっすぐに想いを伝えることの大切さ、尊さ。人の数だけ思想があり、言動があることを知れたこと。旅からたくさんのことを学び、またとない素晴らしい経験をさせていただきました。長谷川さん、女の子たち、番組のスタッフさん、そして私と同じく番組ファンのみなさま。本当にありがとうございました。

(まいどなニュース/小森有喜・山脇未菜美)

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