道端に落ちているものって、たいてい気にも留めずに立ち去ってしまいますが、思わぬものを拾ってテンションが爆上がりすることも!
それもそのはず、梨屋のくろDさん(@Ku__ro__D)は、
「岐阜県の長良東小の少年!!君の夢を載せた風船が栃木の俺のところまで届いたぞ!スポーツカーに乗る夢叶えてくれよ!おじさんとの約束だ。主催元にこのツイート届いたらいいな」とX(旧ツイッター)に投稿しました。
なんと!風船は岐阜県から栃木県まで飛んできたのです。風船に付いていた紙には、「スポーツカーにのってレースにかちたい」という願いごとが書かれていました。
思わず胸が高鳴る投稿に、
「すごい!少年の風船こんなに飛ぶなんて!」
「うわぁー!いいなぁ、こういうの受け取ってみたい。子どもの頃に小学校で風船飛ばしたのが懐かしいです」
「少年の夢、叶う事を願う」
など、たくさんのリプライが寄せられ、「いいね」は8.2万件にもなりました。
縁あってこの風船を拾った梨屋のくろDさんにお話を聞きました。
ーー偶然発見されたのですか。
「田んぼの水回りを見ていたら、用水路付近に落ちていました。」
ーーゴミだとは思わなかったのですか。
「紐に黄色い風船で、すごく目立っていたのでゴミだとは思いませんでした」
ーー栃木県まで風船が破れずに届いたのですね。
「さすがに風船は萎んでいました。でも、岐阜県からはるばる飛んできたのは確かです」
ーー一緒についていたカモミールの種も無事でしたか。
「無事でした。私もその子と同じ夢を持っていたので、自宅の花壇にでも植えようと思っています」
ーーこの小学生の願い事が叶うといいですね。
「この子の小学生らしからぬ『勝ちたい』という意思がひしひしと伝わってきました。きっと夢が叶えられるようなビッグな人間になると思います。心から応援しています」
風船は創立50周年記念事業の一環として、9月30日の運動会で空に放たれたもののようです。梨屋のくろDさんの投稿が、学校関係の誰かの目に留まるといいですね!