体が柔らかく、小さな器や隙間にもするん!と入ることが出来る猫。「猫は液体」と言われるほど、入ろうとする場所に合わせ身体を自在に変化させられるネコチャンですが、時には「ムリ」な状況もあるようです。
「さすがに無理でしょ…」
そうつぶやき、愛猫が「液体化」しようとチャレンジする姿をX(旧:Twitter)に投稿した、つぶ(@tsubu_0401)さん。そこに写っていたのは、保存ビンの中に両前足と顔を入れ、前屈状態でビンの中に入ろうと挑戦している茶トラ猫の姿。
カメラを構える飼い主さんの視線を確認するように、ビンの中でウィンクをしながら「液体化チャレンジ」に挑むネコチャンの姿に、楽しいコメントが殺到しました。
「猫は液体?」→「やれば出来る」
「エ!?入るつもりなの?」
「猫は液体になれるのか!?」
「やれば出来る」
「両手を瓶の底につけ、踏ん張っている姿に感動しました」
どう見ても体より小さなビンに入ろうとしていたのは、2歳半になる茶トラの女の子、つぶちゃん。元保護猫のつぶちゃんは、茶トラ猫全体の2万分の1の確率と言われる、貴重な茶トラのまるどらのメス猫。飼い主さんちにいた歴代の猫たちの中でも1~2を争うおてんば娘で、箱の中に入ると見せかけてフェイントをかける楽しいイタズラや、大好きなパパさんの抱っこでとろける可愛い様子などで人気のネコチャンです。
この後、つぶちゃんはどうなったのか?飼い主さんにお話を聞きました。
お母さん見てて!もうちょっとにゃ~
ーーこの日、つぶちゃんはどんなタイミングで「猫は液体チャレンジ」を始めたのですか?
「このビンは梅酒が入っていたのですが、飲み切って空になったため、洗って拭いて乾かしていたところ、つぶが興味津々で近づいて来ました。どうするかな?と思い、座卓の上に置いて様子を見ていたところ、徐々に顔を突っ込み、写真の状況になりました。
つい、『無理だってぇ!』と声が出てしまい、猫のこういうところがたまらなく可愛いと思い、笑いながら見守っていました」
ーービンの中に入ろうとしている動画Ver.を見るとわかりますが、つぶちゃんはビンの中から、飼い主さんが見守っているのを確認しているみたいに見えますね。
「『お母さん見て見て!もうちょっとで入れるにゃ』といったところでしょうか(笑)」
ーー「スポンッて聞こえてきそうです」という説明文があった「出てくるところ」の動画も可愛いですね。あの後つぶちゃんはどうなったのですか?
「あの後、やっぱり無理だと気づいたのか、途中で諦めてビンから出て来ました。そして、座卓に置いていた髪留めのゴムで遊び始めたんです。すると、たまたまビンの淵にそのゴムが飛んで行き、なぜかつぶは再びビンの中に顔を突っ込み、ビンの中からゴムを取ろうとしていました」
◇ ◇
興味があるものには果敢にチャレンジする可愛いおてんば娘、つぶちゃん。飼い主さんによると、「最近はカーテンの上の隙間から入ることにハマってるようです」とのこと。飼い主さんのXやInstagramには、つぶちゃんの可愛くて楽しいいたずら姿がたくさん投稿されています。