4本の足、全てが泥まみれになってしまったシベリアンハスキー犬の写真がX(Twitter)で注目を集めました。
「ひとりさんぽから戻ったら 足がしゅっとなってた。」というひと言と共に、この写真を投稿したのは「ゆきまる」(@Cwfojync2viN7wF)さん(以下、飼い主さん)。投稿には「#キャンプ」というハッシュタグがついています。どうやら足を汚してしまったのはキャンプ中の出来事だったよう。飼い主さんはその後、愛犬の足を洗ってあげる様子も投稿しています。
話題になったシベリアンハスキーさんのお名まえは「ハウル」くんといい、現在11歳です。ハウルくんは飼い主さんご夫婦とともに北海道で暮らしています。
「…四本全てが泥パック。」
「足だけで良かったね! 全身しゅっとなっててもおかしくないかも…」
「おぉ~ 新種のタヌキ」
楽しいコメントが寄せられたこの写真の撮影時のことを飼い主さんにお聞きしました。
十分に楽しんで満足そうな顔で帰ってきたハウルくん
――キャンプ場でどのくらいの間、ハウルくんは散歩を?
正確にはキャンプ場ではなく、行政に許可をとって誰も来ない林道奥の湖畔でキャンプしておりました。朝食後の1~2時間は片付けをしたりして各々の時間を過ごしていたのですが(ハウルはフリー)、そろそろ出発するかなと思っていた時、車の影からのそっと現れた姿があのような姿でした。
――どうして足が泥んこになってしまったのでしょう。
ところどころ水たまりがあったので、そこで遊んできたのだと思います。十分に楽しんで満足そうな顔で帰ってきたので、思わず写真に撮りました。
――きれいに洗ってあげていましたね。
湖で洗った時も嬉しそうな顔をしていました。お利口に洗わせてくれました。
――写真に反響がありました。
パッと写真を撮ってアップしただけでしたので、あのような反響に驚きました。私たちと同じように「タヌキ」と感じた方が多くいて面白かったです。
これからの季節は…「北海道、東北、京都…紅葉を追いかけて、ハウルと旅をしたい」
じつはハウルくんは今年の6月に、ずっと一緒に暮らしていたシベリアンハスキーのフィオちゃんが虹の橋を渡るのをお見送りしました。優しいお顔立ちのフィオちゃんは以前、花輪のように見えるエリザベスカラーをかぶった可愛らしい写真が話題になったこともありました。
飼い主さんは「フィオのことはまだまだ家族もハウルも悲しみから抜けきれておりませんが、お空のフィオとともに家族みんなで楽しく過ごしていきたいと思っております」と現在の心境を語り、さらに「これから紅葉が美しくなるので、北海道~東北~京都など紅葉を追いかけて、ハウルと旅をしたいと思っています。またこの冬もスノーボードを一緒に楽しみたいです」とハウルくんとともに過ごす秋冬の予定を教えてくれました。鮮やかな紅葉や真っ白な雪を背景に写る、ハウルくんの姿を見るのが楽しみですね。