10代の学生のみなさんは、どのぐらいの世帯年収があれば幸せになれると考えているのでしょうか。全国の15～19歳の学生男女1000人に聞いたところ、単身世帯（ひとり暮らし）の場合で平均「481万円」、夫婦2人だけの世帯の場合は平均「873万円」、夫婦と子どもが2人（高校生と大学生）の世帯（4人家族）の場合では平均「1595万円」でした。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社（東京都江東区）が、2023年7月にインターネットで実施した「10代の金銭感覚についての意識調査2023」のなかで聞きました。
調査によると、全体の72.5％が「幸せになるためにはお金が必要だと思う」と回答。これを男女別にみると、「お金が必要だと思う」と答えた割合は、男性が71.4%、女性は73.6%となりました。
続けて、「幸せになるためにはお金が必要だと思う」と答えた725人に対して、「幸せになるために必要だと思う世帯年収」を世帯構成ごとに聞いたところ、単身世帯（ひとり暮らし）の場合は平均「481万円」、夫婦2人だけの世帯の場合は平均「873万円」、夫婦と子どもが2人（高校生と大学生）の世帯（4人家族）の場合は平均「1595万円」となりました。
2022年の調査結果と比較すると、「単身世帯」は16万円の増加（2022年調査465万円→2023年調査481万円）、「夫婦2人だけの世帯」では43万円の増加（同830万円→同873万円）、「4人家族世帯」では101万円の増加（同1494万円→同1595万円）となり、世界経済の先行き不透明感や物価高騰を背景とした、将来不安の高まりがうかがえます。
次に、ライフイベントの費用について、「1回あたりに必要になると思う金額」を聞いたところ、「就職活動費（スーツ代、交通費、宿泊費など）」では平均「20万円」、「結婚費用（婚約指輪代、披露宴代、新婚旅行代など）」では平均「292万円」、「出産費用（入院代、分娩代など）」では平均「97万円」となりました。
さらに、「自動車購入費（車両代、法定費用、ローン金利など）」は平均「346万円」、「住宅購入費（土地代、住宅代、仲介手数料、ローン金利など）」は平均「2644万円」という結果になりました。
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【出典】
▽SMBCコンシューマーファイナンス調べ
