みなさんは、自身が使っているSNSのアカウントを職場で教えたりすることはありますか。東晶貿易株式会社（東京都港区）が運営する『転職サイト比較plus』が、全国の20代の男女1441人を対象に「人間関係」に関するアンケートを実施したところ、約8割の人が「教えていない」と回答したそうです。
調査は2023年8月にインターネットで実施されました。
調査によると、職場において自身が個人的に使用しているSNSを「仕事目的以外で教えていない」と答えた人は76.4％。SNS自体を共有するにはある程度の関係性が必要になることや、プライベートなことを投稿していることから共有する人が少ないことがうかがえます。一方、「教えている」と答えた人は23.6％となりました。
ちなみに、実際に「SNSアカウントを教えている」と答えた人に対して、「職場の人に教えているSNSの種類」を教えてもらったところ、「LINE」（47.4％）が半数近くを占める結果となり、職場での連絡手段として教えていることが推測されます。次いで、「Instagram」（28.8％）、「X（旧Twitter）」（20.3％）などが続きました。
次に、「職場の人とプライベートで出かける機会はありますか」と聞いたところ、66.8％の人が「出かけない」と回答し、仕事とプライベートを分けて職場の人と接している人が多いことがうかがえます。
なお、「職場の人とプライベートで出かけない理由」については、「プライベートと仕事を分けたい」（31.7％）が最多となったほか、「面倒くさいから」（22.1％）、「仲良くする必要性を感じない」（17.7％）などが挙げられ、職場での深い人間関係に対して前向きではない人が多いことがうかがえる結果となりました。
