あるお母さんのSNS投稿が「泣ける」と大きな話題になっています。
「母になって初めて、子の誕生日ケーキを買わなかった!!! 子はもう親じゃない人から祝ってもらえる そんな嬉しいことがあるんだ」(SNS投稿から引用)
投稿したお母さん「よこち」さんに話を聞くと、息子さんは19歳の誕生日前夜、「明日は夕方から出かけてもいい? 晩ごはんはいらないと思う」とよこちさんに相談。その内容から「あぁ、友だちと遊ぶんだな。晩ごはんが別なら、誕生日のケーキはいらないな」とわかったそうです。
親離れを喜ぶと同時に、さみしい気持ちはなかったのか尋ねると、「不思議ですが、さみしさは全くないです。夏休み中の誕生日なので、小さい頃からお友だちを招いてのお誕生日会をしたことがなく、いつも家族で祝ってきたし、高校生の間はコロナ禍で友だちと集まって遊ぶこともほとんどなかったので、やっと友だちと楽しめるんだと、うれしさしかありませんでした」。
投稿には続きがあり、「これからは自分の為にケーキを買おう 19年前の私、頑張った! 早く出てきちゃったから準備も間に合わなくて不安だったしめっちゃ痛かったね。お疲れさま!!」と自身を労います。
あらためて19年前の自分にかけてあげたい言葉は?
よこちさんは「『予定日1カ月前の出産はかなり焦ったけど、夏休み中だったから夫は立ち会えたし、上の子の学校の心配もせずに済んでラッキーな出産だった! ラッキーな出産で産まれた子は、その後も友だちに囲まれて、いつでもラッキーな子に成長するよ!!』と当時の私に伝えたいです」と笑って答えてくれました。
SNSユーザーからは「こうやって巣立っていくんですね」「出産も子育てもがんばったね」「お母さんになった日記念日として祝えるの素敵」「これからはご自分の時間と楽しみが増えますように」といった言葉が続々と寄せられています。
子どもの誕生日パーティー、何歳まで?
子ども専門の写真スタジオ「スタジオアリス」(本社、大阪府大阪市)では全国の7歳以下の子どもを持つ男女500人を対象に「子どもの誕生日のお祝いに関する調査」を実施(2022年6月)。「誕生日会を実施している、または実施したい」と回答した329人に、「子どもの誕生日会は子どもが何歳になるまで実施したいですか」と質問したところ、最も多かったのは「20歳以上」22.5%、次いで「12歳」22.2%という結果が出ました。