中高生1657人に聞いた…ChatGPTの認知度は8割以上 一方で「よく理解できている」と答えた人の割合は?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

なお、同調査では高校生の回答者に「実際の利用実例」を聞いています。

【Mさん/高校2年生/男性】
▽男子校の生徒副会長
▽文系が強い国立大学志望
▽読書が趣味

Mさんは、テレビのニュースでChatGPTの存在を知り、面白そうだと感じてYouTubeなどで更なる調査を行い、実際に試してみました。積極的に生徒会活動をしているMさんは、まずはExcelの資料作成の際にやりたい機能を実現するための方法をChatGPTに教わりました。生徒会長に立候補する際には公約作成に利用し「生徒会長にならないとできないこと」などについて相談するなど、他の立候補者とは一味違ったクリエイティブな公約を提案できるようにしました。

また、勉強の場面では微分・積分の定数項が消える理由の説明を求めたり、自分で作成した英文を添削させて改善点のアドバイスを求めたりと有効に活用しています。

【Sさん/高校3年生/女性】
▽国立大学の総合科学部志望
▽マンガ・アニメ好き

Sさんは、ChatGPTがTwitterで話題になっているのを見て利用し始めました。社会学などの分野に関心の高いSさんは、ChatGPTを使って現在の世界規模の社会課題について議論している。例えば「環境問題・戦争・貧困のどれをまず無くすべきか?」についての議論や会話の相手としてChatGPTを用いています。

また、勉強のわからない部分を質問するのにも使ってみたものの、正確な回答が帰ってこなかったのであまり活用していません。

【Dさん/高校2年生/男性】
▽国立大学の情報学部志望
▽1日7~8時間ネットは使うものの、SNSはあまり使わない

Dさんは、ChatGPTをネットニュースで知り、テレビで紹介されだした頃から利用しています。小学生の頃からやっているゲームプログラミングにおいて、ChatGPTを使ってゲーム開発の為のAPIであるDirectXで用いるコードを生成することで、効率的に制作しています。

また、学業でもChatGPTを利用し、授業で理解できなかった部分を質問し、関連ワードなどについて調べていくことで理解を深めています。

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