ユニクロのセルフレジシステムを支える最先端技術がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは某大学で名誉教授のしぶちんさん(@pmagshib)が
「ユニクロのセルフレジってどうなってるか不思議だった。ラベルを眺めてもなんもなさそう。光にかざすと何か模様が。でもあまりに単純だから、これで何10bitも持たせられないよなあ。剥がしてみると、真ん中に0.5mm角程度のチップが!これで読んでたのか。周りの模様は導電材料のアンテナ。スゲー!」
と紹介した商品ラベルの解体レポート。
かごに商品を入れ、タッチパネルを数回操作するだけで会計完了…レジの混雑を避け、利用者にとっても運営側にとっても嬉しいユニクロのセルフレジシステムは2017年に導入されたもの。商品ラベルに埋め込まれたRFIDタグ(電子タグ)はそのシステムの要になるものだが、まさかこんなに小さなものだったとは。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「ここまで探し回る探求心に敬服
商品窃盗防止のシールの小型版ですね」
「この前自分もGUのタグ開封しました
ズゴイ技術ですよねー」
「RFIDですね。数年前、当時は単価は高いと言われていましたが徐々に下がってくるから在庫管理を始め、生活様式が激変すると聞きました。なのでRFID関連株買いましたよ。結果損切りしましたが…」
など数々の驚きの声が寄せられている。
しぶちんさんにお話を聞いたところ
「元々、わからないことがあるのが嫌な性格で、今回たまたまユニクロに行く機会があり気になって分解してみました。もっと複雑な回路になっていると思っていたんですが、出てきたのはあの0.5mm角程度のチップだけ。驚きました。『IDを入れるなら書き込み回路は?もしなければどうしてるの?』『あの小さいチップを切り出すのは大変だな』とか余計いろんな疑問が湧いてきました」
とのこと。
読者のみなさんはユニクロのセルフレジを利用したことはあっただろうか?年々、我々の生活を便利にしてゆく科学技術の進歩。今後もどのような技術が生まれ、どう作用してゆくのか注目したい。
しぶちんさん関連情報
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