「ナビが突然狂って…」愛犬を見送った際の「不思議な体験」に同様の体験談が殺到「愛おしいですね」

はやかわ かな はやかわ かな

「ツイートしたのは、思い出が詰まった愛車との別れの日」

ーーハルくんが旅立ったのは去年の11月。なぜこのタイミングでツイートを?

「実は、ハルを見送った日に乗っていたのは20年近く乗った愛車で、故障が多くなったため廃車の手続きをしたのが、今回のツイートを投稿した日だったんです。ハルを家族に迎えた日から最期に見送る日もずっと同じその車で、ハルとの想い出がたくさん詰まった車でした。それで少し寂しくなり、ハルが亡くなって半年以上経っていたのですが、何気なくツイートしました」

家族になってくれてありがとう

ーーハルくんはどんなわんちゃんだったのですか?

「17年間、大きな病気も怪我もなく、丈夫で本当に手のかからない子でした。絶対に犬が食べてはダメな物は分かっているのか、手の届くところにあっても絶対に食べない子でした。大丈夫な物はきっちり食べていたんですけどね(笑)。お迎え初日は夜鳴きが心配でしたが、いきなりヘソ天でいびきをかいて寝ていました。熟睡するとなぜか舌がすごく伸びてくる姿が面白かったです。

ハルを迎えた後、長女と長男が産まれました。ベビーベッドの前で立ち上がって、不思議そうに見ていました。長女はオヤツをくれるので、少し上の存在だと思っていたようですが、長男のことは完全に弟として見ていたようで、長男が食べていたリンゴをこっそり奪ったりしていました。耳が良かった頃は雷や大雨の音が怖かったらしく、私を探してウロウロして、見つけるとピタッとくっついてくる怖がりなところも、親バカですが可愛かったです。今でも大雨や雷の日はそのことを思い出します」

ーーナビに残っていたハルくんの笑顔の画像や、今回のツイートに対する多くの反響について、改めてお気持ちをお聞かせください。

「まさかこんなにも多くの方にツイートを読んで頂き、温かくて優しいコメントをこんなにもたくさん頂けるとは夢にも思っていませんでした。『最後に笑顔で旅立ったと伝えてくれたんですね』というリプライを頂いて初めて、『そうだったんだ!』と気づく程度の鈍感な飼い主ですが(笑)、皆さまのおかげで、ナビに残っていたハルの写真が笑顔だった意味が理解できた気がします。ハルには、『こんな鈍感でダメな飼い主に最後まで寄り添ってくれてありがとう』『家族になってくれてありがとう』という気持ちです。

先代犬の時にも経験したので、いつかその時が来ることは覚悟して過ごしていましたが、いくら覚悟をしていても、やはり別れは辛いですね。少しでも寂しさを紛らわすために、ハルの犬友ちゃんたちをよくなでさせてもらってます」

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