【終活】40〜50代男性で行っている人は約2割 きっかけは…「身近な人が亡くなった」「万一に備えたい」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

株式会社CONNECT(東京都新宿区)は、40代~50代の男性1016人を対象に、「終活準備」に関する調査を実施しました。調査の結果、約2割の人が終活について考えていたり、実際に行っていたりすることが分かりました。また、終活を始めたきっかけとして、およそ半数の人が「万が一に備えたいと思った」ことを挙げたそうです。

調査は、2023年4月にインターネットにて実施されました。

最初に、「終活を考えている、あるいは実際に行っていますか」と聞いたところ、21.4%の人が「はい」と回答しました。

次に、「はい」と答えた人に、具体的にどのようなことを行っているか聞いたところ、「今後の生活について考えた」(76.0%)と回答した人がダントツに多かったほか、「終活の方法について考えた」(35.9%)、「身辺整理を始めた」(20.3%)、「身辺整理の計画をした」(19.4%)、「エンディングノートなどを作成した」(16.6%)といった回答が上位となりました。

また、終活を始めた、もしくは始めようと思ったきっかけについて聞いたところ、最も多かった回答は「万が一に備えたいと思ったから」(46.5%)でした。2番目に多かったのが「身近な人が亡くなったから」(19.8%)となり、以下、「新型コロナにかかったから」(14.3%)、「大病を患ったから」、「子どもが独立したから(同12.9%)と続きました。

さらに、終活に対するイメージについて質問したところ、「亡くなる直前に行う持ち物などの整理」(52.3%)、「相続で揉めないための準備」(40.9%)、「わからない(この中にはない)」(26.0%)、「死後の自分のための準備」(18.0%)、「自分の気持ちを家族へ共有する」(17.9%)といった回答が上位に挙がったそうです。

最後に、すべての人に「現在だけでなく今後についても、終活の準備は必要だと思いますか」と聞いたところ、9割以上の人が「必要」(必要だと思う:43.4%、ある程度は必要だと思う:48.4%)だと思っていると回答しました。理由については以下のようなコメントが寄せられました。

▽突然死の場合に遺族に迷惑をかけないように(40代/千葉県/会社員)
▽自分の後始末を押し付けるのは悪いと思うから(40代/島根県/会社員)
▽子どもに迷惑をかけたくないから(40代/千葉県/会社員)
▽事前準備しておくことで家族の混乱を防ぐため(50代/東京都/会社員)

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース