カーペットの上でごろんと大の字で寝転がるプレーリードッグ。「寛ぎまくってるねぇ〜笑」と飼い主さんも思わず笑ってしまう姿に、ツイッターで7.6万いいねがつくほど反響を呼んでいます。
写真に映っているのは、プレーリードッグで3歳メスのこゆきちゃん。プレーリードッグとは、ドッグと入っているものの犬ではなくリスの仲間だそうです。こゆきちゃんのこと、プレーリードッグとの暮らしについて飼い主さん(@koyuki_2019)に話を聞きました。
飼い主「飼っていて本当に楽しいです」
飼い主さんがこゆきちゃんを飼い始めたのは約2年前。きっかけはSNSでプレーリードッグを飼う人の暮らしを見ていたことだといいます。SNSで見続けるうちにいつしか一緒に暮らしたいという気持ちが芽生え、「コロナ禍が訪れ、この機会に家でペットを飼おうと意を決して、探し始めました」。
しかし、そう決めたはいいものの、プレーリードッグは国内繁殖の流通数がかなり少なく、繁殖期も限られているために迎えることは容易でなかったといいます。飼い主さんは関東圏の大型ペットショップをリストアップして片っ端から電話をかけ、ようやくこゆきちゃんと出会えたといいます。
小動物は警戒心が強いことが多いですが、飼い主さん曰く、プレーリードッグは「喜怒哀楽、表情が豊かな動物だと思います。飼っていて本当に楽しいです」。飼育で苦に感じることは全くないそうですが、その寿命の短さには心づもりをしているといいます。プレーリードッグの寿命は野生で2~4年、飼育下では6~8年といわれています。「犬や猫とは違った短い期間での飼育なのである程度覚悟が必要です。自分の寿命分けて長生きさせたいくらいです(笑)」。
とはいえ、その不安をこゆきちゃんとの暮らしは不安を上回るほど充実した日々だとも語ります。こゆきちゃんは来月で4歳になり、性格はやんちゃで甘えん坊。今回見せた人間のような大の字ポーズは飼い主さん宅ではよくあることで、飼い主さんの膝の上でもゴロンと仰向けに。「ときどき、寝てる最中でも仰向けで寝てくれます」と飼い主さん。
写真への反響については、「実は今年2回目のバズりだったのですが、まさかここまで伸びるとは…(笑) 最終的に7.5万いいね、閲覧数300万超えは驚きです。また、これだけたくさんの人に可愛いと言っていただけて、とても嬉しい限りです。途中でコメント返せなくなったのでその方へ少し申し訳ない気持ちもあります。これからもどんどん野生を忘れたこゆきの姿を発信していきたいと思います」。