6月に入りました。梅雨入りの声もきこえてきます。2023年も早いもので半分が過ぎようとしています。
雨の日などは気分のメリハリがつきにくい日もありますが、気温もあがりお天気の日は爽やかで気持ちのよい風も感じられビールも美味しい季節です。少しずつ、イベントや祭りが復活し人と会ってお酒を飲みかわすことも増えてきているのでしょうか?人々の表情にも変化がありそうです。季節や年の変化を楽しみましょう。季節は確実にめぐって、美しい花をさかせてくれたり、美味しい収穫物をもたらしてくれています。
今月も、旬の食材をみていきましょう。6月ならではの食材で、アンチョビ、ラッキョウの甘酢漬け、梅干しなど、保存食にトライするのも面白いですね。
麦秋 麦が実りを迎える頃
6月の旬食材
【野菜】
この旬野菜を食べたい!と思わせる夏野菜たちが続々と顔をだしてきています。色や形、触感、香りを味わい楽しみましょう。6月は喉越しのよいジュンサイもみかける季節です。
アスパラガス、いんげん、えだまめ、おくら、きゅうり、ししとう、トマト、らっきょう、きくらげ、しそ、しんしょうが、ズッキーニ、パプリカ、ピーマン、みょうが、にんにく、あしたば、キャベツ、つるむらさき、レタス
※そろそろ出荷も終わり食べおさめ
グリーンピース、さやえんどう、さんしょう、クレソン、じゃがいも、ぜんまい、そらまめ、のびる、ルッコラ
【果物】
枇杷(びわ)はこの季節ならではの果物かもしれませんね。赤紫蘇や様々な大きさ、色の梅が並ぶ梅のコーナーをみると思わず今年も何か作りたくなりますね。
あんず、梅、キウイ、さくらんぼ、なつみかん、パイナップル、マンゴー、メロン
【海産物・魚】
生きたドジョウ、アユの塩焼きなど店先も季節ならではのものが見られます。新鮮ないわしも出回る時期です。オイルサーディン、アンチョビ、いかは一夜干しなど、ひと手間かけると楽しく美味しいですね。
あじ、あなご、アユ、いぼだい、いわし、かじきまぐろ、かます、かわはぎ、きす、すずき、どじょう、とびうお、ドジョウ
あおりいか、こういか、するめいか、ウニ、クルマエビ、毛ガニ、とりがい、ほや、まだこ、もずく
※そろそろ出荷も終わり食べおさめ
いさき、かつお、きびなご、めばる、さわら
<参照>
旬の食材カレンダー
簡単!新鮮なイワシを使ってアンチョビを作ってみよう!
作ってすぐ食べてもよいし、冷蔵庫で約3週間は保存できます。パスタやサラダ、炒め物のうまみ用にいろいろと使い勝手のよいアンチョビです。
本来は小型のイワシの塩漬けを入りーブ油につけますが、今回は普通のイワシを使って食べ応えをだします。
<材料>
イワシ…3匹
塩…大さじ1~2
さとう…大さじ1/2
オリーブ油…保存する瓶にかぶるくらい
<作り方>
1、イワシは頭と尾を切り落とし、腹に切り目を入れて内臓を取り除く。腹の中をきれいに洗って、水気を拭き3枚におろす。半身を縦半分に切り、さらに長さを二から三等分にし、保存瓶に縦にはいるように切る
2、塩と砂糖をあらかじめ均等にボウルで混ぜておく
3、1のイワシと、2の調味料をまぶして、室温に30分ほど置く
4、イワシから出た水気をふき、保存瓶や密閉容器に入れる
5、オリーブ油をイワシにかぶるくらい入れ、蓋をする
簡単、ミョウガや玉ねぎで季節の甘酢漬けを作ってみよう!
甘酢のレシピは具が異なっても同じです。何をつけるか、バリエーションでいろいろ作ってみてもよいですね。ここでは、みょうがの甘酢漬けを紹介しますが、玉ねぎ、きゅうり、しょうがなども感じ甘酢でできます。ラッキョウの甘酢漬けよりお手軽かもしれません。
<材料>
ミョウガ…18個
甘酢…酢、砂糖、水を各1カップ ※砂糖の量はお好みで調整してください
塩…大さじ1
<作り方>2
1、ミョウガを縦半分に切り、耐熱性の保存瓶に入れる
2、甘酢の材料を鍋にいれ中火で煮立たせる
3、1の瓶に、熱々の甘酢を加え蓋をする。粗熱がとれたら冷蔵庫へ。1日から2日おいて味がなじんだら食べごろ
同じ甘酢の分量で、きゅうりなら4本、玉ねぎなら1個、しょうがなら200gをつけるとちょうどよい分量です。
参照
荻野恭子「とっておきの保存食~安心手しごと90品」NHK出版
今月も元気に過ごしましょう!