公務員の約半数が「資産運用を行っている」…「資産を増やしたい」「退職金と年金だけでは老後が不安」

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株式会社バイアンドホールド(神奈川県逗子)は、全国の30~59歳の公務員男女(教職員を除く)2000人を対象とした「公務員の資産運用」に関するアンケート調査を実施しました。その結果、約半数の人が「資産運用を行っている」ことが分かりました。また、「資産運用を行っている理由については、「少しでも資産を増やしたい」「退職金と年金だけでは老後が不安」などに回答が集まったそうです。

調査は、2023年5月にインターネットで実施されました。

調査の結果、「預貯金以外に資産運用を行っている」と答えた人は49%、「行っていない」と答えた人は51%という結果になりました。

また、「資産運用を行っている」と回答した971人に対して、「資産運用を行っている理由」を複数回答可で答えてもらったところ、「少しでも資産を増やしたい」(60%)、「退職金と年金だけでは老後が不安」(57%)などが上位を占めたほか、「資産運用に興味がある」(31%)、「余剰資金があるから」(12%)と続きました。

一方、「資産運用を行っていない」と回答した1029人に対して、「資産運用を行っていない理由」を複数回答可で答えてもらったところ、「特に理由はない」(43%)が最も多く、以下、「資産運用に関する知識がない」(22%)、「余剰資金がない」(19%)、「元本を減らしたくない」(16%)、「資産運用は怖い」(15%)といった回答が続きました。

   ◇  ◇

2017年から公務員もiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入できるようになりました。そこで、全回答者に対して「iDeCoの認知度」について調査をしたところ、「知っているが利用はしていない」(37%)最多となったほか、「すでに利用している」(26%)、「名前は知っているが内容はわからない」(20%)と続き、「知らない」と答えた人は17%でした。

最後に、「資産運用を行っている」と回答した971人に対して、「資産運用のためにどのような商品、あるいは制度を利用していますか」と複数回答可で答えてもらったところ、ダントツで「NISA」(62%)が最多に。次いで、「iDeCo」(46%)、「株式」「投資信託」(いずれも40%)、「保険」(19%)といった回答が上位に挙げられ、上位2つは制度、3位以下では具体的な商品が選ばれていることが分かったそうです。

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